8月20日に播種した分の白菜(オレンジクイン)の苗が定植適期を迎えたことから、植え付けを行いました。
今年も雨が少なく、畑が乾燥しているため、定植には不向きな環境ですが、今夜雨が降る予報が出たため、雨が予報通り降ることを期待して定植を強行です。
なお、大きな白菜を採るために、株間は広めにしています。
白菜苗は付け根の部分が弱々しく、活着前に強風が吹くと、苗が振り回され傷んでしまいます。
そこで、植え付けの際には根元までしっかり土寄せし、強風が吹いても耐えられるようにします。
今日は取り敢えず600株位を定植しました。大規模な白菜農家なら機械で一度に何千株も定植すると思いますが、零細農家なので全て手植えです。
なお、同じ畑で今年から新たにブロッコリー、カリフラワー、ロマネスコを少しずつ試験栽培しています。
ブロッコリーと白菜を比べると、1株当たりの単価は白菜の方が高いのですが、白菜はかさ張るため、1度に車に乗せられる数量に限りがあります。
そこで、どうしても1日に売れる個数が、車への積載可能量に限られてしまいます。
数を捌くにはブロッコリーの方が有利なため、今年の試験栽培で収益性等を検証し、来年以降に本格栽培するか決めたいと思っています。
しかし、定植後の強風と日照りで欠株が結構できてしまいました。
また、育苗時に気温が高い状況が続いたため、ひょろっとした貧弱な苗になってしまったことも欠株の原因の一つと思われます。
来年はもっとしっかりした苗が作れるように改善が必要です。
それでは。