長らく放置してしまいましたがショボーン、久しぶりの更新になります。

 

8月20日より少しずつ分散して播き始めた白菜の種ですが、本日最後の種蒔きを終えました。

 

今年の作付けは、「オレンジクイン」、「冬月」、「黄ごころ90」の三品種。

今年は面積で20アール、約6000株の植え付けを予定しています。

 

オレンジクインは、球内色がオレンジ色のオレンジ白菜で、非常に人気のある品種なので、作付けも一番多い3500株を植え付け予定。

75日の中早生品種で、寒さには弱いので、極力年内に売り切る予定。

 

冬月は、パッケージにも書いてあるように圧倒的な耐寒性があり、頭頂部を結束すればどんな寒波が来ても耐えられる在圃性の高い品種です。また、寒い年でも結球し、大きくなる非常に優れた品種です。

そこで、1月以降はオレンジクインからリレーして冬月をメインに出荷します。

 

最後に「黄ごころ90」は、1袋の約300株だけの作付けです。理由は、冬月が90日といいつつ、実際は収穫まで100日程度要するため、オレンジクインと冬月のリレーに失敗して空白期間が生じてしまった場合の繋ぎのために栽培します。

 

「8月20日播種分 オレンジクイン」

 

「8月20日播種分 冬月」  オレンジクインより若干発芽率が悪いです。

 

白菜は種まきの時期が非常に重要で、我が家のある千葉県佐倉市では8月中に種蒔きを終えなければなりません。種まきが9月にずれ込んでしまうと、相当の暖冬な年でないと結球しないかミニ白菜になってしまいます。

また、同じ白菜でも耐寒性に大きな差があるので、年明けの1月、2月に収穫するなら寒さに強い中晩生品種に品種の使い分けが必要です。

 

それでは。

 

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