サツマイモ苗の様子

3月30日に伏せ込みを行ったサツマイモの苗が発芽し、大きくなって来ました。

ビニールハウス内に伏せ込んだ種芋の上に、更にトンネルを掛けて高温多湿状態にしてサツマイモの発芽を促します。

トンネルの中の芋苗の様子はこんな感じ。

今年は、紅あずま、紅はるか、シルクスイート、ハロインスイートの4品種の芋苗を作っています。

定番品種の紅あずま。

最近のしっとり系のサツマイモ人気に押され、ほくほく系の紅あずまの作付けはかなり減って来ています。

しかし、ほくほく系の焼き芋の方が好きな方も依然多く、根強い人気があります。

最近のしっとり系ブームで、新たに定番品種となった紅はるか。

しかし、焼き芋にした時にしっとり甘くするために、収穫後、約1か月間冷蔵庫で適温で貯蔵しないといけないため、直ぐに売れないのが難点です。

葉の色が紅あずまと似ているので、苗が小さいときは紅あずまと見分けが付きません。

最近急速に勢力を拡大しているシルクスイート。

これもしっとり系の品種です。直売所でも一番人気があるため、一番多く作付けします。

昨年種芋を栽培し、今年から本格生産するハロインスイート。

カボチャのような色の肉質のサツマイモです。

他の品種より甘さが落ちるため、焼き芋用というより料理用かお菓子の材料用かな？

どれくらい売れるかわからないため、今年はお試し程度に控え目に作付けします。

最近の焼き芋ブームのお陰で、サツマイモの売れ行きは良く、単価も比較的確保できるので、今ではメロンに次ぐ収益の柱になっています。

そのため、今年も気合を入れて作ります。

それでは。