季節外れの寒波襲来で、当農園のある千葉県の内陸部でも連日氷点下近くまで気温が低下し、降霜がありました。
今回の寒波も、大きな被害もなく、何とか乗り切れました。
一番心配だったのが、ビニールハウス栽培のとうもろこし。
3月中の霜で葉が一部傷んだため、再び影響があるのではないかと、毎日ヒヤヒヤものでした。
トウモロコシももう少し小さい頃であれば、地温を高めておくことで寒さを乗り切れるのですが、既にある程度大きくなってきたことから地温の助けを受けられません。
寒波が来ている間、夕方は早めにビニールハウスの換気を閉めて、保温に努めてきたおかげで、何とか乗り切ることが出来ました。
トウモロコシは初期生育はゆっくりですが、ある程度大きくなると一気に生育が加速します。
これから本格的に暖かくなるので、一段と生育が進みそうです。
メロンの方は、2重トンネルになっているので、多少の寒波でも全然平気です。
しかし、ここ数日、気温が低めで推移してきたため、生育は若干停滞気味です。
2重トンネルに加え、ツルが地面を這っているため、地温を高めておくことで、地温の助けを得られるので、ある程度の寒さなら耐えられます。
立体栽培のため、もう少し大きくなったら、紐でツルを上に吊り上げます。
吊り上げると地温の助けを受けられなくなるため、寒さには注意が必要になります。
それでは。