今日も曇りで、予報ほど気温も上がらず、天気はいまいちでした。
この時期の天候不順は、寒暖差が大きくなるので痛いです。
天候が回復したら残っているメロンの定植を再開したいところですが、気温が低すぎて再開できません。
そこで、今日はサツマイモの苗作りを行いました。
サツマイモの苗は、ビニールハウスに種芋を伏せて芽出しを行います。
なお、種芋は、基本的に前年に種芋用に購入したウイルスフリー苗から増やした芋を使い、足りない時は適宜昨年に収穫した芋も種芋にします。
毎年自家増殖した芋を種芋に使っていると、芋の性質が微妙に変化してくるため、定期的に種芋の更新を行います。
種芋を並べる前に、黒斑病の予防のために種芋の消毒を行います。
トップジンM水和剤を溶かした薬液に、種芋を20~30分浸します。
種芋の消毒をしても、毎年黒斑病は多数出てしまいます。
種芋を消毒したら、ビニールハウス内に適当な間隔で並べていき、上に土を被せていきます。
今年の作付けは、「シルクスイート」、「紅あずま」、「紅はるか」、「ハロウィンスイート」の4品種を予定しています。
ハロインスイートは最近できた品種で、カボチャのようなオレンジ色の果肉のサツマイモです。
昨年ポット苗を購入し種芋を作りました。よって、今年から初めて本格的に栽培します。
しかし、昨年種芋を栽培した印象では、早生品種で芋がとても大きくなる多収型の品種ですが、形のいい芋が出来にくく、焼き芋にした時の味も他の品種に比べるとかなり落ちます。焼き芋用というよりは、料理やお菓子の材料に適した芋という感じです。
そこで、あまり沢山作るのはリスキーなので、ハロウィンスイートは少しだけにします。
今日は時間がなくて最後まで終わりませんでした。
種芋を伏せたら、上に更にトンネルを掛けて地温を上げ、水をたくさん掛けて芽出しをします。
早く天候が回復し、温かくなって欲しいです。
それでは。