白菜の定植が完了しました。
昨年は台風や寒波の影響で野菜全般に高く、非常に良い相場環境でした。
白菜も全般的に品薄で、商品が足りなかったので昨年より栽培面積を増やしました。
特に、年明け以降の出荷となる90日の中晩生品種を大幅に増やしています。
今年は3か所に分散して作付けしています。
【1か所目】
前半にトウモロコシの甘々娘を作った畑で、一部日当たりの悪い箇所があり、早生品種を中心に植えています。
【2か所目】
前半に露地メロンを作った畑です。
日当たりが非常によく、朝から夕方まで1日中日が当たるので、90日の中晩生品種を植えています。
【3か所目】
前半にトウモロコシの雪の妖精を植えていた畑です。
種の発芽率が極めて悪かったことと、苗の必要本数の見積もりを誤ったことで、畑の3分の1しか埋まりませんでした。
中晩生の90日の品種を植えています。
9月の初めに定植した早生品種はかなり大きくなって来ました。
最近は適度に雨が降ってくれるので、苗の活着もスムーズに進みました。
白菜は種まきの時期が非常に重要で、種まきが遅くなると結球しないことがあるので、遅蒔きは禁物です。
寒くなると成長スピードが急速に落ちるので、気温が低くなる前に外葉を大きく育てることが重要です。
白菜のような葉物野菜は、年によって相場変動が激しく、結構ハイリスクな作物です。
しかし、白菜の良いところは、秋の定植になるため、前半にも別の作物を栽培出来、年2作つくれるので、畑を有効活用できます。
それでは。