今年は例年より寒くなるのが早いような気がします。
12月初旬からクリスマス頃の寒さです。
連日の冷え込みと霜のために、白菜の外側の葉がかなり傷んできてしまいました。
今年は、台風通過以降白菜の値段が高騰しています。生産者にとっては非常に良い状況です。
そのため、年末にかけて白菜が寒さで傷んで出荷できなくならないように、寒さ対策をしました。
最近は外側の葉がかなり傷んできてしまったため、これまでより葉を多く剥かなければならなくなってしまい、出荷する際の白菜の重量が軽くなってしまいました。
寒さ対策では、通常白菜の頭を稲わらで縛ってあげるのですが、今年は白菜の高値のためにハイペースでの出荷をしており、オレンジクインはもう少しで売り終わりそうなので、頭を縛るのは省略しました。
白菜を根っこを付けたまま引っこ抜き、1箇所に寄せて行きます。
白菜は生命力が強く、根から引き抜いても直ぐには枯れません。
白菜を固めて置いたら、上にビニールを被せるために、トンネルを作ります。
更に、寒さ除けのために、白菜の上に寒冷紗を掛けてあげます。
最後に、トンネルの上にビニール被せてあげて完了です。
これで今後もっと寒くなっても傷む心配も無くなり、冬を越すことが出来る様になります。
なお、畑の右側の晩生品種は、まだ成長途上で葉も傷んでいないので、もうしばらくそのままです。
今年もあと少しですが、寒さに負けず、頑張りたいと思います。
それでは。
