12月に入ってから里芋の収穫と貯蔵作業を進めています。

我が家の里芋は、主に種芋用として、地元の種苗会社を経由し、東北地方へ送られます。

そのため、収穫したらすぐには出荷せず、来年の3月まで貯蔵してから出荷します。

そのため、寒い冬を越冬させるための、貯蔵作業が必要になります。

 

≪今日の里芋畑≫

地上部の葉の部分が霜で完全に枯れて、溶けてしまっています。

 

7月頃はこんな感じでした。

 

里芋の収穫は、トラクターに芋掘り用のアタッチメントを取り付けて、芋を掘り返していきます。

 

今年の芋の出来は、はっきり言ってイマイチです。

思ったより株が小さく、収量が上がりません。8月に雨が多く、葉も結構茂っていたので、豊作を期待していたのですが、期待外れでした。

里芋相場も昨年より結構高めに推移しているので、他の産地でも全体的に不作だったのかも知れません。

 

里芋を掘ったら、株をそのまま、土が付いた状態で畑に掘った穴の中に貯蔵していきます。

なお、里芋はサツマイモに比べると寒さに強いので、貯蔵の穴は浅めです。

 

里芋を穴に貯蔵したら、里芋の上に稲わらを被せて行きます。

里芋の上に全体的に稲わらを被せて、里芋を覆います。

里芋の貯蔵に大量の稲わらを使用するので、収益的には完全に赤字の稲作も止められません。えーん

 

最後に里芋の上に土を被せて行きます。

 

土を被せた状態。

もう少し寒くなったら上に雨除けのビニールを被せてあげて、このまま来年の3月中旬まで貯蔵します。

 

里芋の収穫が終わると、年内の主要作物の収穫はほぼ終了で、一段落付きます。

 

それでは。

 

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