久し振りの更新ですが、数日前から落花生の種蒔きをしています。
落花生と言えば千葉県が全国でも圧倒的に生産量が多く、隣の八街市が日本一の大産地です。
我が家は八街市との境界付近に存在し、畑の土壌条件も落花生の生産に適しているため、結構な量を生産しています。
予め肥料を撒いて、トラクターで耕してあった畑に、マルチを敷く機械でひたすらマルチを敷いて行きます。
なお、マルチが真っ直ぐ敷けるように、畑に線を引き、その線に沿って敷いています。
マルチを敷いたら、落花生の種蒔きです。
種は、昨年収穫した落花生から良い実だけを厳選し、種としています。
なお、種が赤いのは、鳥に食べられないように「キヒゲンR-2フロアブル」という農薬をコーティングしています。
この薬は、鳥による食害防止のほかに、病気の予防のための種子の消毒効果もあるものです。
落花生の種子は、あまり深く埋めず、浅播きで、ほとんど地面の上に置くようにして播きます。
落花生の種は、1か所に1粒ずつ播いて行きます。
中腰の姿勢で種まきするので、かなり腰に来ます。
マルチと種蒔きが同時に出来る機械も世の中には存在しますが、我が家の生産量では採算に合いません。
種を播いたら、トンボを使い、土を被せます。
種が蒔き終わったら、最後に竹の棒に鳥除けの糸を括りつけ、畑に張り巡らせて完了になります。
鳥除けの糸は、意外に効果があるみたいで、あまり鳥が寄って来なくなります。
今年は、里芋とサツマイモの作付けを増やしたので、落花生の作付けは昨年より少し減らしています。
落花生は、収穫から出荷までに、乾燥のプロセスに結構手間が掛かる割に、収量も少なく、そんなに高く売れるわけでは無いので、どちらかと言うと儲からない作物かな?年によって相場が変わるので、何とも言えないけど・・・。
それでは。