第63回 立川まつり国営昭和記念公園花火大会 | 打ち上げ花火

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「東京西北部の送電鉄塔」の関連情報も掲載。

昭和記念公園の花火大会。
広い範囲で雷雨の予報が出ている。雨天の装備を持って出発する。地元練馬は正午時点で36.1℃と猛暑。
14時30分頃、清瀬市内で雷鳴が聞こえた。奥多摩方面で雷雲が発生した模様。多摩川に沿って南東へと向かっているようだ。立川の会場が危ない。
狭山湖近くまで来た15時30分頃、ちょうど立川の方角に巨大な積乱雲が見える。雨雲レーダーを見ると現地は豪雨を食らっているようだ。早くから場所取りしている人は大変だったことだろう。

 

立川方面に出た積乱雲。所沢市内より
 

15時30分の雨雲の様子。立川辺り豪雨を食らっているようだ
©東京電力ホールディングス・日本気象協会

 

16時頃、狭山湖で小休止。秩父の山奥で雷雲が発達しており、時折雷鳴が聞こえる。こっちへ来ないで欲しい。一方で北東のさいたま市方面にも積乱雲が見える。見る見るうちに発達し、地上目掛けて稲妻が走るようになる。今日は隅田川も花火の日だ。現地の人達は気掛かりだったに違いない。

 

さいたま市方面に現れた積乱雲。狭山湖より
 

17時現在の雨雲。隅田川組大丈夫か?
©東京電力ホールディングス・日本気象協会

 

狭山湖を出発し、多摩湖自転車道を走る。この辺りも雨が降ったらしく路面が濡れている。日産村山工場跡地から残堀川沿いを下って昭和記念公園玉川上水口に着く。その前に水分確保のため自販機に寄る。当たり付き自販機で、たまたま数字が揃って当たった。余計な持ち物が増えてしまうが、ありがたく頂戴しておく。
ふと空を見上げると、さいたま市付近の積乱雲が物凄い発達して頭上すぐそこまで来ている。雷鳴も聞こえる。雨雲レーダーを見ると埼玉県平野部は猛烈な雷雨のようだ。

 

入道雲が西日を受けて輝く。夏だねぇ(昭和記念公園玉川上水口にて)
 

18時現在の落雷状況
©東京電力ホールディングス・日本気象協会

 

この便利な東電の「雨量・雷観測情報」(https://thunder.tepco.co.jp/)も、11月末で終了してしまうそうだ。雨が降りそうなときの外出時は「心の支え」(大袈裟?)と言ってもいいほど実に重宝したサイトなだけに残念な限り。

さてメイン会場の「みんなの原っぱ」までやってきた。先ほど雨が降ったので、蒸し暑さが半端ない。こりゃ体力消耗しそうだ。会場の放送でも熱中症に注意と繰り返しアナウンスが流れている。

 

主会場「みんなの原っぱ」。18時頃。昨年より明らかに人が多い
 

有料席
 

みんなの原っぱの一角に踏切を見つけた。なぜこんなところに
 

19時から関係者の挨拶が始まる。雨がぱらぱらと降り始めた。雨雲レーダーで確認したいのだが、人混みで回線が逼迫しており、なかなか繋がらない。何度か繰り返してようやく繋がった。大したことない雨のようだ。西の空は明るく、花火が始まる頃には止んだ。埼玉の雷雨も落ち着いたようだ。しかし稲光が時々見える。

カウントダウンで花火が始まる。毎回そうだが、立川は動画のみの撮影。

 

 

 

6:47からの10発は芸協玉(敬称略)
昇曲付 芯入大錦先変化菊(茨城・山崎智弘)
昇小花 夜空のコサージュ(東京・細谷圭二)
昇曲付 八重芯変化菊(秋田・小松忠信)
昇朴付 宵の浮星(新潟・本田正憲)
昇曲導付 四重芯変化菊(山梨・山内浩行)
昇曲付 芯入ステンド銀八方咲(静岡・田畑朝裕)
昇曲付 三重芯変化菊(新潟・阿部正明)
昇朴付 虹の華(茨城・野村陽一)
昇朴付 時差式発光牡丹(長野・那須野大)
昇曲付 光のオブジェ(愛知・磯谷尚孝)

 

雷雨予報であったが、今年の立川の花火も無事終わった。隅田川も問題なく開催されたようだ。
来週はいたばし花火大会・戸田橋花火大会。