第62回 立川まつり国営昭和記念公園花火大会 | 打ち上げ花火

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立川の花火も、コロナ禍を乗り越えて4年ぶりに帰ってきた。立川の花火と言うと、よく雨に降られる印象があるのだが、今年は強烈な猛暑ではあるが晴天に恵まれた。

いつものように狭山湖を経由して昭和記念公園へ向かう。狭山湖・多摩湖の間を走る県道55号を下り、かたくりの湯(この隣の野山北公園では武蔵村山市の観光納涼花火大会がある。8月26日)へと降り、日産村山工場跡から残堀川に沿って南下すれば昭和記念公園玉川上水口だ。混雑の激しい立川口、西立川口と違いこちらはかなりまったりしている。指定の場所に自転車を置いて入園。17:30以降は無料開放されている。

園内をしばらく歩くと主会場の「みんなの原っぱ」へ出る。いつもの有料席の北側に構える。十分な広さがあるので開始1時間前程度に着いてもたっぷり余裕がある。場所にもよるが、10分前ですらシートを敷くくらいの余裕があるように見える。
 

まだ日差しが強く暑い。お月さん見えてるね

 

指定席
 

指定席の南側。西立川口から近いためか、こちらは混雑が激しい。前方の大きな木が気になる…
 

撮影組には原っぱ外周が人気あるようだ。ひまわりが咲いていたらよかったかも
 

18:45頃から関係者の挨拶が始まる。19:00からカウントダウンで打ち上げ開始。空はまだ明るい。あと30分くらい遅らせた方がいいようにも思う。

立川はいつも動画のみ。ここの花火はプログラムも主要なコンテンツしか乗っていない。音楽花火も1つもない。ただ花火だけを見せる、大衆向け、大味と言った印象。
 

7:45辺りからは芸協玉10発(敬称略)。
昇朴付 芯入大ダリア(東京 細谷圭二)
昇曲導付 ひまわり千輪(静岡 小口友義)
昇朴付 八重芯変化菊(山梨 山内浩行)
里山の忘れ柿(群馬 小幡知明)
昇曲付 八重芯錦先青紅紅ダリア(茨城 山崎智弘)
昇朴付 ラベンダー(宮城 若松将生)
昇朴付 晩夏の轟き(新潟 阿部正明)
昇天銀竜 マドンナブルーの花(長野 青木昭夫)
昇曲付 芯入往来環(山梨 齋木智徳)
昇曲付 三重芯変化菊(秋田 小松忠信)

ラストの特別スターマインに続いて都内最大15号玉が3連発で上がり、20:00打ち上げ終了。アナウンスも今までは遠くで何を言ってるのか分からないような状態が多かったが、今回は無料席でも割りとよく聞こえていた点は評価したい。

自転車置き場に戻り、20:30現地を出発。砂川口から西武線武蔵砂川駅へ歩くと思われる人が結構おり、比較的混雑の少ない北側の道路も渋滞している。玉川上水、千川上水に沿って走り22:15帰宅。
 

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一足先に行われた足立、葛飾に加え、同日開催の隅田川など、コロナ禍を乗り越え、都内にも本格的な花火大会が戻ってきた。来週はいたばし花火大会・戸田橋花火大会。天候も良さそうだ。いつも通りの夏が戻ってきたのは嬉しい限り。しかし5類とは言え、まだ油断は禁物。マスク、手洗い、うがい等の心遣いは忘れないようにしたい。