はじめまして、西上武幹線です | 打ち上げ花火

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「東京西北部の送電鉄塔」の関連情報も掲載。


半年振りに中東京変電所、新所沢変電所を訪れた。
旧安曇幹線跡地で以前から工事が行われていた新路線だが、一部の鉄塔は既に完成し、仮称通り「西上武 (さいじょうぶ?) 幹線」を名乗るようだ。

まず中東京変電所へ向かったが、ショッキングな光景が。

首がもげた鉄塔。
以前の中東京幹線424だが、同幹線が廃止されたために、現在は赤白そのままで下段の武州線のみが使っている。

では西上武幹線を順に見ていこう。

西上武幹線241(旧安曇幹線382)。この辺りでは最後に工事が行われた鉄塔。まだ半分しかできていない。


赤白の旧安曇幹線383号の跡地に立った242号。ここまで電線が張られた。番号札はまだ付いていない。


243号。隣に新所沢線が接近してくる。


244号 (右)。T字型の鉄塔は何でしょう?


245号 (手前)。4導体なのに1本吊り下げ式。


246号 (左)。隣の新所沢線よりかなり低いのが分かる。


247号 (左)。1本吊り下げ式。先端には中光度航空障害灯OM-6が付いている。既に札が付いてたので高さを調べてみたら…


何と、96m。
90m超の場合、航空障害灯は上中下3段に付けなければならないのだが、この鉄塔は2段。てっきり90m以下かと思っていた。最近はさらに規制緩和されたのだろうか (手元にある資料は「航空障害灯/昼間障害標識の設置等に関する解説・実施要領 平成19年12月 国土交通省航空局航空灯火・電気技術室」)。
隣の新所沢線も100m近いと思われる。また、同じく2段だがOM-6の付いている242号も100m近い高さがあるのだろうか。


248号 (左)。これは80mで、247号とは16mも落差がある。


249号。ここで直角に曲がって新所沢変電所に引き込まれる。敷地は工事中で番号札は確認できない。


新所沢変電所構内の250号(手前)、251号。


撮影はすべて5月5日。