本日、上棟2日目でした。
8時に作業開始と聞いていたので7時半に現場に行くと、皆さん揃っていました。
挨拶して、家の中を見に行くと、
想像もつかなかった光景が
家の中で雨が降っていました
昨晩は大雨だったので多少の雨漏れは予想していましたが、床がびしょ濡れ、床全域に渡り水浸し状態です。
当然、床下(基礎)も水溜りになっています。
夜半から早朝にかけての大雨は予想していたことで、監督の話では雨養生するので着工しても大丈夫と昨日聞かされていました。
状況を確認し、外で考えていると怒りが増してきて、とりあえず出張中の営業へ
現状を淡々と説明し、「この家いらないから撤去してください」 電話即切り
少しして営業から電話があるものの、無視!
現場を遠巻きに中の様子を見ていると営業から現場監督へ電話があったようで雑巾で床を拭いて水を取っています。
そんな事しても、上からの水は止まっていないし、基礎にも溜まっています。
落ち込みながら考えていると、更に気持ちが高ぶり、統括責任者に今の現状を確認してもらおうと営業所に電話すると
担当の設計が出て、状況説明、統括責任者への電話連絡を依頼!
室内へ雨は相当侵入したハズですが、写真の状態から判断すると、酷い所では床から柱への水の浸透が40cmはあります。
通常の現場管理では、考えられない量が長時間に渡り内部に入ったと想定できます。
在来工法(セゾン)なら、無垢材を使用するので濡れても乾けば問題ない(上棟では床も壁も付かないので内部造作までに乾けば良い)という考えが通用しますが、2×は濡れる事は基本あってはならず、他の2×メーカーも「当社は上棟中の水濡れは、ありません」と言い切るのが殆どです。
自分が考えるに、北海道以外の一条は当然2×の経験が浅く上棟でも在来工法の雨に対して甘い考えがあると思います。
i-cubeの場合、建具にMDF材、一部の部材へは石膏ボートも貼り付け済み、合板、基本材料はSPF在ですので水濡れは避けないと・・・今回の言い訳の中には構造材と合板は加圧注入で浸水させてる実績があるので水には強いとも。(水に濡れた事で薬剤の効果が低くなる事はないのか、雨水は茶色く着色されて溜まってます)
とうなる、私の夢の家
このまま適当に乾燥施工され、床下、壁内がカビだらけになったら健康被害の家だぞ
夕方になり、
担当の設計、出張帰りの営業と現場に来たが、
謝りながらの、こぼれ話しには、セゾン&夢の家でも普通にあるような事みたいです。
自分が騒ぎすぎなのでしょうか
監督も、大工さんも良い人です。
何が問題だったのでしょうか?
たまたま、自分が天候に恵まれなかっただけ!
自分も、この状況を見てなければ何でもなく、天気の良い週末に現場見学し、良い現場と満足して帰るのでしょうが、現状を見ちゃいました
見てはイケないものを見てしまったのでしょうか
見てはいけない箱を開けてしまった気分です。
営業には、基本「この家撤去して、違うの持ってきて」と再三伝えつつ、このまま作業を続けるのなら
今回の状況と結果を施主が納得できる形で文書で提出する。
今後の構造材、建具の漏水に基因する不具合保障。
カビ発生の定期確認と保障。
上記、要望を行いました。
今後の一条工務店の対応が見ものです