人生の寄り道 ~22歳脱力系男子の頭の中

人生の寄り道 ~22歳脱力系男子の頭の中

映画・カフェ・本…色々なものを取り上げて考えたことを書いていきます。
無駄なものこそ人生に彩りを与えるものです。

暇はないのに退屈している。
情報は溢れているのに取捨選択できない。
そんな人は是非読んでみてください( ´ ▽ ` )

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ものがたりのあるモノ

例えば腕時計。

watch

ちなみにこの手は私ではありませんよ。
こんな毛むくじゃらじゃないです。
すべすべです。


大学入学のお祝いで買ってもらった。
そして大事な試験の時はお守りとしてその腕時計をはめていく。
その腕時計にはどんどん大事な思い出が乗っかっていく。

と、いったようにモノにはものがたりが記憶されていきます
そしてそのものがたりこそが "価値" であり、私達の心を響かせるのです。



突然ですが「軍艦島」と呼ばれる場所を皆さんご存知でしょうか。

軍艦島1

軍艦島

正式名称「端島(はしま)」
長崎県にあります。
コンクリートで塗り固められた外観が、まさしく軍艦のよう。

戦前、戦中から海底炭鉱によって栄え、

現在の東京以上の人口密度を誇っていました。

しかし石炭から石油へ主要エネルギーが移行したことで閉山し、
現在は無人島になっているとのこと。

近代化遺産として保護対象になっていますが、
一部観光客も上陸出来るらしいです。

廃墟なんてキモいと思ったあなた。黙って読みなさい。
廃墟の真髄を見せてあげます。

ここではものがたりのあるモノがたくさん見つけられます。

例えばこれ。

軍艦島2

ぱっと見ただけではわからないかもしれませんが、
コンクリート造りの集合住宅の中に、
木造の長屋が造られているのです。

大正から昭和への時の流れ、
そしてそのはざまから当時の人々の息づかいが聞こえるようです。


次にこれ。


軍艦島3

見ての通りすべり台です。当時の保育園の跡地。
ただ実はこれ、屋上にあるんです。
子供が落ちたら危ないのに。

実は地上に保育園を作っても、
建物がひしめきあっているためうす暗くなってしまうことから、
日当たりのいい屋上に保育園を作ったんだそう。

コンクリートでできた島のコンクリートのマンション。
その屋上にある保育園で子供達はどんなことを考えながら育ったんでしょう。



今紹介した風景とものがたりはほんの一例にすぎないし、
理論的に説明できるものばかりです。

他の何でもない住宅の写真を見ても、
きっと心に響くものがあるはずです。

そこに確実に存在するものがたりを察知するセンサーが人間には備わっているのですから。


さて。
あなた自身はものがたりのあるヒトですか?

誰かの心を響かせるものがたりは、あなたの中にあるでしょうか。
色々なものを見聞きする、色々なことを体験する。

誰かにその時した感動を伝えるもっとも良い方法は、
それらを吸収し、変わっていくあなた自身を見せることなのではないでしょうか。




私達が年を重ね、
大人になればなるほど失われていくものとはなんでしょうか?

外で駆け回る時間でしょうか。
ゲームをして遊ぶことでしょうか。
夕焼けを眺めることでしょうか。


今回紹介する本には、
時間が経つにつれ少しずつちいさくなっていく王様が登場します。

私達とは違ってちいさなちいさな王様には子供時代が人生の終わりにやってくるのです。


今日紹介するのは大人の絵本。
大人の絵本というと少しえっちな響きがしますね。

いやしませんねごめんなさい
ちょっと真面目な感じでスタートしたのにこんなくだらないこと言ってごめんなさい


是非仕事に疲れた方に読んでもらいたい、寓意にあふれたお話。

ちいさなちいさな王様

「ちいさなちいさな王様」
アクセル・ハッケ作
ミヒャエル・ゾーヴァ絵



ある日、主人公の元に人差し指ぐらいのサイズしかない、ちいさな王様が現れます。
そして主人公の家の壁と本棚のすきまに住みはじめるのです。

ちいさな王様は言います。「お前の世界のことを話してくれ。」

「僕」は自分の世界の話をします。
その代わり、ちいさな王様がいた奇妙な世界のお話を聞くことになります。

ちいさな王様の世界では生まれた時が一番大きく、色々なことを知っています。
しかし時が経つにつれ体は少しずつちいさくなり、
知っていたはずのことも思い出せなくなります。

そんなちいさな王様は主人公に様々なことを問いかけます。

こんなあらすじです。
内容もさることながら、挿絵も暖かみがあって素敵です。

ちなみにこんな絵のタッチが好きであれば、
以前紹介した「つみきのいえ」
( http://ameblo.jp/uchi-view/entry-11253957527.html )もおすすめです。ぜひ。




紹介したいフレーズが多すぎて迷いますが、
ここではこんな一節を。

主人公の世界では人はどんどん大きくなっていくんだという話を聞いて、
ちいさな王様が言います。


~ここから引用~

「実は、おまえたちも、同じように大きいところからはじまっているのではないだろうか」
王様は続けた。
「おまえの話が、事実だとすれば……。
おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、
毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。
それに、幼いうちは、おまえたちは、知っていることが少ないかわりに、
想像の世界がやたら大きいのではなかったかね?…」

~ここまで~


心臓を掴まれるような気持ちがしますね。

なにかを想像すること。
どうして電気がつくのか?
なんで昼と夜があるのか?
人は死ぬとどこにいくのか?

あなたは知識に埋もれて想像することをやめていませんか。

ちいさな王様のように想像してみれば、
なんでもなかった人生が急に楽しいものに思えてくるのでは。


ちいさな王様の世界では、「死ぬ」という概念がありません。
王様は日に日にちいさくなり続けて、いつしか目に見えなくなってしまうからです。
ちいさな王様はいつまでもどこかでくつろぎながら想像にふけっているのです。


あなたの部屋の壁と本棚のすきまにも、
ちいさなちいさな王様が住んでいるかもしれません。


今回紹介するのはTEDよりこちらの動画。
3分と短いものになっているので是非気軽に見てみてください。

デレク

デレク・シヴァーズ「社会運動はどうやって起こすか」

動画を直接貼りたかったのですが、
直接張ると日本語字幕が出せないので外部サイトで申し訳ないです。
純日本人であることの弊害がこんなところで出てこようとは思ってもみなかったです。

さて。
このトーク、非常にユニークです。

1人の馬鹿青年が広場で裸踊りを始めます。
するとその内彼に同調するフォロワーが現れます。
それを契機に周りの人も
「なんかあれ楽しそうじゃね?」「早く加わらなきゃ!」
となって裸踊りを始めるのです。

この奇妙な映像を見せてデレク氏が言いたかったのは、

・リーダーは過大評価されている
・むしろこの社会運動を起こしたのは初期のフォロワーである
・フォロワーを対等に扱うことが大事

といったことです。

例えばこのブログの記事に関しても、
フォロワー、つまり読者の方コメントしてくれる方がいなければ何の価値もありません。
ただの裸踊りに過ぎないのです。笑

どんなに演説がうまい人でも、無人島で話していては意味がありませんよね。
これはちょっと違う例えか…?

ともかく!
周りの支持があって始めて自分の価値観が認められるのです。
支持してくれる人間をこちらからも支持し、
感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

何が言いたかったかというと、
いつも読んでくれてありがとうございます。コメントください。
ってことです。

では。