日本料理と韓国料理の共通点は多くあるが、特に嬉しい共通点は日本では小鉢・おばんざい(これは京都だけ?)、韓国ではバンチャンと呼ばれるサイドディッシュの種類の多さではないだろうか。自分で多くの種類を作るには、かなりの時間と量力を要する。週末に色々種類を作って作り置きする、なんて記事を見るとすごいなと尊敬の念だ。そんな小鉢を楽しめるレストランに行ってきた。

 

「 OKONOMI ・YUJI RAMEN 」

 

 

ブルックリンに12席の小さな店を構えるこちらが、期間限定でマンハッタンに店をオープンさせた。ブルックリン店では [ 日本の朝食・一汁三菜をローカル食材で ] をモットーに朝食とランチを提供し、夜はラーメン屋と変わる。マンハッタンではその全てをランチとディナーでいただけるのは贅沢な話だ。一汁三菜といいながらもチョイスとして五菜もあり、食いしん坊にはたまらない。

 

 

焼き魚セットでは3種の魚から好きなものをチョイスするのだが、今回は真鯛の昆布締め焼き、サバの味噌焼き、スズキのカマの塩焼きだったと記憶する。その中でスズキを選んだ。サイドはもちろん五菜、卵焼き、きんぴらごぼう、漬物、ビーツの白和、ポテトサラダだった。ふっくらと焼き上がったスズキはほのかな甘さを感じ、五菜はどれも優しい味付けながらご飯がパクパク進んだ。

 

 

店内はポップアップとは思えないほどしっかりした造りで、席数も12席の3倍はあるかと思われる。10月までオープンとのことなので、試してる価値あり。

 

 

https://www.okonomi.us