みなさんこんにちは

常念塾です。

 

前回は相関図のことを書きました。

 

今回はその続きとして

内申点の重み(価値)に関してです。

 

500点満点の

入試問題に対して

 

5段階9教科で

45点満点の内申点

 

入試得点:内申点

=500:45

なんだかバランス悪い

ですよね。

 

下は

長野県教育委員会が

発表している相関図になります。

 

縦軸の評定(内申点)と

横軸の学力検査(入試の得点)になりますが

正方形ながら

1辺を表す得点のバランスが

違いすぎて違和感を感じない訳でもないです。

 

地元の他塾の方々に伺ったところ

内申点1

入試の得点で

10点くらいの価値があると

言っていました。

 

正確には、

45点満点を

500点に換算してということでしょう。

 

11.11倍すると

 

45点×11.11=499.95点

 

だいぶ500点に近くなります。

 

ただ

この話、よく考えると

いざ判定会議でこのグラフを作るとすると

縦軸には

50点置きにしか

生徒が現れないことになります。

10倍することに

意味があるのか、不明になります。

(教育委員会も10倍するとは言っていない)

 

東京や埼玉などのように

総合得点方式

内申点(換算後)+入試の得点=総合得点

この方式はら10倍は、

理解できますが・・・。

 

相関図は

正式には相関図方式と呼ばれ、

縦軸と横軸でのバランスを見て

合否を決めるやり方なので

点数を10倍しても

無駄に点数を大きくするだけ

ということです。

 

ではなぜ

このような表現を塾がするのか、

それは

内申点=日頃の勉強の大切さを

伝えること、

なんでしょう。

 

入試対策1年

内申点3年間の積み重ね

勉強期間は3倍ですが

そう考えれば

内申点1点=10点

言い過ぎではないのかと感じます。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。