実家から自宅へ戻りはや1ヶ月ほど。

3人での生活も徐々に慣れて自分の時間も取れるようになりました。

そうそう私は根っからの野球好き。(残念ながら?これは父の影響)

最近は高校野球をほぼ全試合リアルタイムで観戦をしています〜!

明日は沖縄尚学と日大三の決勝ですね!もちろん、観戦します!

 

 

 

さて、前置きはこの辺にして、子供が生まれる少し前。

主人と結婚するまでの話・・・。

 

何を隠そう私は一人っ子且つ田舎の生まれ。

未就学児の頃から「お前は跡取り娘だから」

と耳タコのように聞かされていた。

 

突然だが、「跡取り」と聞くとどういうイメージを持つか?

chat GPTに跡取りのイメージを出してもらったが、以下のように出てきました。

 

🔹1. 「家を継いでほしい」という願望・期待

もっとも一般的なのは、お父様があなたに対して、家業・実家・土地・家名などを「継いでほしい」と考えているサインです。

  • 「そろそろ家のことも考えてくれ」
  • 「先祖代々の土地を守ってほしい」
  • 「親戚づきあいや仏壇のことも将来的に頼みたい」

など、はっきりとは言わなくても、責任や役割の継承を意識してほしいというメッセージが含まれていることが多いです。

 

🔹2. 精神的・形式的な意味での「跡取り」

場合によっては、「実際に同居しろ」「家業を手伝え」という意味ではなく、

  • 家系の節目(法事、年忌など)をきちんとやってくれる人
  • 名実ともに「家の長」として親戚や家族をまとめる人
  • 親の死後の相続や手続を滞りなくこなせる人

といった、**象徴的な役割としての「跡取り」**ということもあります。

 

🔹3. 世代交代の意識

年齢的にお父様が「自分の代が終わりに近づいている」と感じ、家のことを少しずつ引き継がせたいという心境の表れかもしれません。言葉に出すのは簡単ではないけれど、「跡取り」という一言に思いを込めている可能性も。

 

🔹4. プレッシャーになることも

もしあなたが「実家を継ぐつもりがない」または「今の生活を優先したい」と考えている場合、「跡取り」と言われることでプレッシャーや葛藤を感じることもあります。それはまったく自然なことです。

 

うん、1から4までしっくりくる。父親の思う「跡取り」をしっかり因数分解されている。

 

言っておくが私の家は元々漁師をやっていたが祖父の代で廃業。

父の代からサラリーマン家系で、特に跡を継ぐような事業や土地などはない。

父が思う跡取りというのは苗字(全国でも50番以内に入る一般的な苗字)」

そして「お墓」こちらの2つを継いでほしいということだった。

 

小さい頃は跡取り娘という発言に対して

「まーた言ってるよ」「プレッシャープレッシャー!」と苦笑いしながら受け流していた。

まさか、あんな一言を言われるとは・・・。

 

 

主人が彼氏の時代。結婚の挨拶をしに行った時のこと。

苗字の話になった。

私は幼少の時から跡取りの話が出ていたこともあり、

少し後ろめたさもあったものの、

主人の苗字に変えつつ、一人っ子ではあるので実家のことや実家の墓については大切にしていくことで話を進めていった。

 

やはり、一筋縄ではいかない父。

父の言い分としては

 

「苗字を変えないと墓を守る意味がない。

〇〇家の墓と書いてあるのによそ様のが墓の管理をするのが普通か?」

 

母は黙ったままだったため、「お母さんはどうなの?」と聞くと

 

「私もお父さんと同じ・・・」とボソッと話す。

 

まあ、いつも父の意見=母の意見だから、そういうのも当然か。

 

結局話は平行線のまま、結婚の承諾を得られないまま家に戻ることに。

帰り際言い放った父の言葉

 

「結婚相手は一人だけではないんだぞ!」

 

当時彼氏だった主人の前で言いますか・・・。

 

そこで怒りのスイッチが入り、

「娘の幸せと家のこと、どっちが大事なの?」と聞くと

考える間もなく

「家の方が大事」とのこと。

 

「じゃあ私が一生独身でもいいのか」

と言う話に対しては

 

「苗字が変わるくらいならそっちの方がいい」

 

とのこと。

 

あっけに取られ冷静になれないまま、実家をあとにした。

帰りの車の中の地獄感と言ったら、言うまでもないだろう。

 

上記「事件」があってから数週間後、主人の実家に行き

事件の内容を一通り話、「そうなると思った。お前(主人が)が苗字を変えなさい」と後押しをしてくれたおかげもあり

結婚が成立した。

あの日後押しをしてくれて義父母、そして苗字を変えてくれた主人には感謝してもし尽くせない。

 

娘が年頃になり、もしかしたら結婚して別の苗字になるかもしれない。

その時の状況がどうかわからないが、そうなったとしても心の底から彼女の幸せを願いたい。

そう思う私なのであった。