見えない時間を埋めるように、そして無意識のうちに
二人はふれあい、重なりあっていた。
夜が知らない空間を塗り替えている間、
二人とも、うずくまるように眠りの中に落ちていた。
次の日は、視覚と嗅覚が出遅れた時間を取り戻すように
頭を持ち上げ、『私』を強く、揺さぶっていた。
鮮明に思い出すには鍵が必要な記憶の場所にしか残せない。
そんな意識階層の中にとどまる、2日という時間は、
こうして過ぎていった。
そのときには、今ほど私の気持ちは、彼の元に向かっていた
わけではなかったのかもしれない。
それからは、言葉と音の時間をかさね、
私は時間の感覚を失っていった。
今は・・・、さっきは・・・、今日は・・・、昨日は・・・、去年は・・・
今の人生の時間の感覚を超え、カウントできない、もしくは
時間のない鏡の中に身をおいてしまった。
自分にかかわるすべての人、自分自身を含めて、
存在すべてが、砂時計の上部:砂が落ちきった空間となっていた。
砂時計の上部から、下の落ちきった自分という砂を見続けている。
言葉と、音の時間を重ねる毎に・・・・・・
もう、前の自分に戻れない。
消すことができないと、感じたのはそれから時間を
ずいぶん、おいてからのことだった。
しかし、その時すでに、もう、感じていたのかもしれない。
無意識に、自分の中から閉め出すように、
感じていたのかもしれない。
2005-03-25
私の五感は、日によって、時によって、突出して研ぎ澄まされる。
彼に初めて会ったとき、心の触感がざわめき、色めきたったのを覚えてる。
そんな錯覚のような不安定な感覚に陥ったのは、
その時が初めてだったのかもしれない。
今となっては、もうおもいだせない。
知ってる。知ってた。
私は今日、この人に初めて逢ったのに前から知ってる。
ことばにならない、形になる前の真実のように、
その時から、私の心に彼は存在してしまった。
逢うなり、彼は私をだきしめ、時間を一瞬とめた。
だけど、その時、陽炎な私の気持ちは、
妙に冷めていて五感は、動かなかった・・・
二人でベッドに入り、時間はすぎていく。
外界とは遮断され、二人だけの時間がすぎていく・・・
心地いい・・・自分が誰か忘れてしまえるような、
でも安心できる腕のなかにいる・・・このまま、ココニイサセテ・・・
二人で車に乗り、お互いが住んだことがない町を走りぬけ、
また、二人で同じ空気を吸い込むことができる距離に存在する・・
2005-03-24
ようやく、彼の人生に関わらないようにすることが
一番、大切だということに気がついた
気持ちが定まったから・・・・
思いのうちを、つづってみようと思う
振り返りながら、
でも、とどまることをせず・・・・
気持ちのながれのままに・・・・
2005-03-24
いつからかな・・・・・
彼のことがきになるようになったのは・・・
きっかけなんて、どこにでもあり、
どこにもなかったりするかもしれない。
でも、偶然の出会いの中で、
私は、彼に出会ってしまった
出会うべくして、出会ったのか・・・・
本当は、本当の意味での出会いは、避けられたのを
自分のわがままで、出会ってしまったのか
いまでは、それもわから ない。。。
