久々のスーパーオカンのエピソードです
以前書いたやつ↑
お母が歳暮の時期にある、短期の包装の仕事をした時の話です
私は詳しくないのですが、ピッキング?伝票見てなんか作業したり、贈り物の商品を包装する仕事内容
毎年同じ時期に短期バイトにくる主婦・おばちゃん層が多い
あと若いフリーターの子がチラホラ
…で、
おばちゃん層ってカースト?があり、とある女長老(60〜70代)が威張っている牛耳っている。
長老さんはお歳暮の時期、毎年短期バイトで現れる常連だそう。
たくさんの短期バイトさんをいじめてきている。
泣かせている…。
さて、
母、初めてやった1回目の年・2回目の話
(あ、母は50代の時かな)
その時母は、ヘルパーの仕事もかけもちしていて。
よそ様の相手でね。自分の親ではなく。(今は自分の親相手なのでよそ様相手のヘルパー仕事はしていない)
なので休憩時間は連絡を取ったりスケジュール合わせたり、なんか忙しかったそう。
なので他の人とつるまず、一人で食事しながら休憩していた
す
る
と
♪
長老がわざわざ母の元に来て(左右に取り巻き付きw)
『あなた一人で食べて(ご飯)美味しいの?』
と、クスクス。
母『ええ!美味しいわよ!ほら、私が作ったお弁当美味しそうでしょう?あげないけどねぇ〜
』
長老with取り巻き、黙り去る。笑
仕事中、
長老with取り巻きは、作業で一番最初の工程をやっていて
その後に送られてきた商品を包装するのが母のポジションで。
長老達はお喋りしてなかなか取り掛からない
母含め、後のポジションに商品来ないので仕事が滞る
でも、誰も何も言えない
なぜなら長老は長年毎年くる1番ベテランだから誰も注意できない
けれど〜♪
母、
『ちょっと〜!あなた達がやらないと私達作業出来ないのよ!喋っても良いから手は動かす!ほらほらハイっ!』
長老達、しぶしぶ……
ムスッ
その頃から、長老に唯一反論する勇敢な?母に(勝手に)取り巻きが付いたというか(勝手に)立候補して付いてくる人が出てくる
母に憧れて?リスペクトされて、お昼食べてるところにどんどん集まってくるw
もちろん母はマイペースに自分の用を済ます
それで良いの、母が守護神となって長老を寄せ付けないから…笑
そんなある日、作業中に包装の用紙が足りなくなり社員にどこにあるか母が聞きに行った
すると社員(若い女性)は
『忙しいんで!
』
まあ、お察し、
母、
『あのねぇ!
こっちだって忙しいのよ!遊んでんじゃないのよ!あなた社員でしょ!話しかけないで済むように用紙くらい補充して!それがあなたの仕事でしょ!
』
女性社員『あっ…は、はい〜〜
ごめんなさい、すぐ持ってきますぅ、、。』
それ以降、用紙が不足することはなくなったとかなんとか。笑
もちろんその後に、
母『あなたも大変ねぇ、こんな大人数の短期バイトをまとめてさ…色んな人いるし気疲れしちゃうわよね』と労いの言葉を忘れない
女性社員『そうなんですぅ〜
』
と、最初はトゲトゲしていた社員までも味方に付けるw
そして次に
包装は短期バイトの中でもトップクラスに丁寧・綺麗且つ速い母
ある日、長老達がやってる始めにやるポジションをやる
すると、
めちゃくちゃ遅いのなんの。w
偉い男性社員『○○さん(母)どうしたの
!?』
母『いやぁ…ここのポジションはなんかやる気出なくてぇ、、、(てへぺろ)』
ちょこっと、揉めるまではいかないけど注意的なこともされた母。
結局包装へ戻る。
好きな事以外はダメダメな母〜〜〜笑
しかーーーし、長老は見逃さない
長老『ねぇ〜え
♪さっき社員にあぁ言われてどう思った???ショック???うふっ』
母『そうねぇ、その発言してるあなたの心境を知りたいかな、どういつつもりで聞いてるの?ねぇ、今どう思ってる?
うふー』
長老、無言で去る
そして次。
その長老の威張り倒しに嫌になって短期でも契約前に辞める方は少なくない
いや、多い
そして母の(勝手に立候補の)取り巻き若いフリーター女性に
『実は明日で辞めるんです、、、長老さんが嫌で、、。
』
と言われる
母『あら、、残念ねぇ。でもさ、長老さんが次何するか何言うか、面白くない?長老さんの言動見るの楽しみなんだけどねぇ』
若いフリーター女性『!!!その考え、凄いです…!(キラキラ)もっと早く出会いたかった…どうしよう…辞めたくないかも』
母『あらま〜じゃあ続けたいって言ってみたら?私も一緒に行こうか?』
…と、1人の退職予定の方を、なんと、オカンの存在にて
復帰させました!!!!www
母、強し!!!
辞める決断してやっぱり取り消します!続けます!って話初めて聞いたよwww
そしてその女性は、契約期間続けられたそうです。
その頃、そこの会社の採用面接を担当した方とエレベーターに出会したそうで
採用担当者さん『あ!○○(オカン)さん、最近どうですか〜?、そうそう○○さんのお陰で何人か辞めないで続けてくれてるんですよ〜助かります〜、でもなんで退職希望者が出るんですかねぇ。』
なんでか、辞めたいと言う人は長老がいるからとは言わないようで…
また長老の悪事の数々を上の人達は知らないようで…
長老(と取り巻き2人)は毎年この時期に来てるので一から仕事を教えなくて済むし話が早いから顔パスで面接は受かっている。
悪事を告発する人はなぜかいない…
なので、オカンはここで告発!
長老の悪事の数々!!
採用担当さん、びっくり!
長老さんは外面は良いようで、
『そんな人だったんですね…どうりで長老さん以外の人は来年以降はこないのか…と。
(長老は必ず毎年いるから、一度短期バイトした人は長老にもう会いたくないから来年からはもう応募しない)
教えてくれてありがとうございました!と…。』
そして、契約最終日。
採用担当さんがオカンを見つけて駆け寄ってきて
『来年からもうあの人達いないんで!彼女達はもう雇用不可にしたので安心して(来年も)来てくださいね!!!』
と言ってきたとのこと!笑
周りの(勝手に)オカンの取り巻きになった方々から歓喜の声!
\\良かった〜〜嬉しい〜!あの人達いないならまた働きたい!!キャッキャ♪♪また来ようね!!//
と盛り上がる。
母『あら良かったわねぇ
まあ私は来年からは来ないけどね』
\\ズコーーーー_(:3」z)_//
まあ、もうオカンがいなくとも、皆やっていけるさ…
※母自身の親の介護が本格化したため。
この短期バイト終えた年から、
月の半分は他県に済む実父母宅へ泊まりで介護に行く生活を数年送りました
そしていまだに、数年経ちましたが、この時の短期バイトさん同士でお茶したりしているオカン。
何人かの人生を変えたのかもしれない、そんなスーパーオカンでした。
〜短期バイト編でした〜
