本日もいつも通り、会社様を訪問してました。
とある工務店の社長婦人ともお話させて頂いた(一方的にしゃべりまくられた?)のですが
ん~、自分で自分を負のスパイラルに陥れているように思えました。
「ずっと不景気で心沈むなぁ。いつになったらよくなるんやろ。」
「ひらき直るしかないなぁ。でも、この前もひらき直って頑張ろうと思って待ってたけど
仕事でてこんかったなぁ。」
「この先どうなるんやろ。眠れん日が続くかなぁ」
「あぁ、あかん、あかん。こんなん考えたらあかん」
「早く景気よくなって仕事出てきてほしいなぁ」
お話伺ってお気持ちはすごくよくわかるんですけど
非常にまずいなぁと思うことがありました。
どこまでいっても受け身で消極的な姿勢なんですよねぇ。
言うまでもなく、仕事は待っていてもとれるものではありません。
今までは上手くいっていたのかもしれませんが、今は違うんだということを
はっきり認識されていないように見えました。
小難しいことを言っても仕方がないので
「まずは仲のいい同業者の方でも異業種の方でもいいの話して下さい。
その後、これまでのお客様のところに伺って何でもいいから話して下さい。
困ってらっしゃることがないか聞きに言ってください」と
申し上げました。
いきなり受注なんてできるわけないです。
ましてや大口なんて。
こういう時は「種まきに徹することもひとつの手ですよ」とお伝えしました。
「種まき=顧客接点をつくる」ということをお伝えしたかったんです。
単純で泥臭いことかもしれませんが、ここからの努力なんです。
顧客のないところに仕事なんてないですからね。
診断士なら当たり前だと思っていることや
経営が上手く言っている他社様からしたらやっていて当然と思えることも
実を言うとやっていない、あるいは出来ていない会社様って凄く多いんです。
本当にびっくりするぐらいです。
「お客様の目線にまで自分の目線をまず調整すること」
小規模事業者で、家族経営をされているところのコンサルティングは
特にこの点がポイントであり重要であることを再認識させられました。