リシケシュを朝の4時半に車で出発。ヨガニケタンにいつもみんなに寄り添っていた犬のカリヤたち4匹くらいが走って車を追いかけてきてくれて見送ってくれた。なんかじーんとしてしまった。

んで、1時間ほど走ってバリドワールに。
ここでオピさんとあっついチャイと小麦粉をこねて揚げたお菓子を食べた。まだ外は暗い。

明るくなってきた。
列車に乗り込む。
卵と小麦粉をこねてやいたクレープの分厚いやつ。すごく食べ応えがあった。オピさんが買ってきてくれる。

走ること5時間…


デリーに到着。
めちゃ暑い!!!

車が迎えにきてくれて今から観光。
まずはガンジーのお墓へ。
これがガンジーのお墓かぁ。
立派。そして美しい。


非暴力、不服従が書かれている…らしい。




ラール・キラー。ムガル帝国第5代皇帝が建てた城塞。軍事施設として軍の人達が住んでた時期もあるらしい。大きすぎて圧巻。

インド門。第一次世界大戦の戦死者を弔うため建てられた。たくさん戦死者の名前が刻まれていた。

このあたりは観光客も多いため、いろんな人が声をかけてきて、無理矢理物を売ろうとしてきた。私が「ノーサンキュー」と軽くあしらってもついてくる。
オピさんにそんなノーではダメだ、本気のノーを言いなさいと指導された。ヘナアートを描かせてくれと言って私の手を掴んだ女の人がいて、その人に「ノー!」と本気で言ってみたが、オピさんからしたらまだまだだそう。修行が足りまへん。

そのあとタクシーに乗ってたら、赤ちゃんを抱いてるお母さんにお金をせがまれたので、さすがに赤ちゃん泣いてるから、それが作戦だと分かっていても渡してしまったよね…

近くのレストランで食事。
美味しかったし、豪華だったけど、アシュラムのご飯の方が美味しかった。
フマユーン廟。ムガル帝国第2代皇帝の霊廟。オピさんによると、ここが発見されたのは、廃墟になってから、150年か200年経ってからなんだそう。
森の中から急に発見された時のことを考えると、なんだかロマンを感じますね。
建物の中。

建物の中にはこの星型のような彫りがたくさんあった。中から外を覗いてみた。

クトゥナブ・ミナール。ムガル帝国以前に北インドを支配した奴隷王朝の初代皇帝がイスラム王朝を成立したことを記念して建てた塔。コーランが刻まれていた。上をすごく見上げなきゃいけないくらい、めっっちゃ高かった。
オピさんにこんなことをさせられる(笑)
他にも色々やらされたけど、省略。

タクシーでたくさん移動したけど、いろんな宗教のモスクが隣り合わせで建っていて、それが不思議に感じた。ヒンズー教、イスラム教、ジャイナ教、シク教、仏教、キリスト教といろんな宗教施設が混在していた。


暑い1日だった。
汗と埃まみれになったので、
アーユルヴェーダの施術を受け、シャワーを浴びて着替えたあと、お土産を買って、紅茶専門店で紅茶を買い込み、空港へ。


オピさんと涙の別れ。
オピさん、ありがとうー!!!

インド。全てがカオスの国。
私が行ったのはごく一部だけど、人を見ていると、なんとなく感じ取れるものがあった。
生と死、欲と悟りが同じ場所に隣り合わせに共存しているような感覚をもった。


また絶対来ます。
ありがとう。