3月21日。それはインドのホーリー祭という祭の日。この日はインドの人達は仕事も休んで朝から色とりどりの粉をぶっかけ合うらしい。


朝のヨガを終え食堂に行くところで早速やられた。正直言って私はヨガと瞑想の静かな日々を送りにインドまで来ているわけで、バカ騒ぎはもちろん色の粉をぶっかけ合うなんて…と内心思っていた。

お祭りの朝だけあって、朝食も豪華め。


食事を終え、部屋で一休みしたあと、アシュラムの庭に出てみると、野外ダンスパーティが始まっていた。このヨガニケタンに泊まっている人たちだけの集まりなのでこじんまりしてていいし、楽しそうと思って混じってみる。


もうかなりみんな色の粉まみれ。

オピさん!?!?

マンゴージュースとお菓子。

わー楽しい!
解放されてるって感じー!!
すっかりさっきの乗り気じゃない気分はなくなっていた。

ヨガの先生達、おそろしくダンス上手いよ!
さすが、体の動きを知り尽くしてるだけある!

朝はブツブツ思ってた私も、すっかりこのお祭りにまみれてしまいたい気持ちになり、色の粉を欲し始めていた(笑)

夫婦でいいねぇ♬
いいなと思ったのはみんながハッピーホリー!と色の粉をかけあってハグし合うところ。


そもそものホリー祭の由来は以下。

【ホーリー祭とは】

ホーリー祭はもともと豊作祈願の祭りであったが、その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になった。ホーリー祭の特徴である色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承でこの日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされる[1]。そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われている。色水は色粉を水に混ぜて作る。


インド暦11月の満月の日(太陽暦では3月に当たる。


以下略


ウィキペディアより


さるも見に来てるよ。


その後、午前中はほぼダンス。
すごく楽しかったし、アシュラムに泊まっているみなさんとも距離が近づいた気がした。


午後からはオピさんが下の街のお祭りの様子も見に行こうと言うので、顔についた色たちはそのまんまでお昼を食べた。顔カピカピ。


さっすがお祭り当日。


みつえさんはちょっと体調があまり良くないのでお休み。オピさんと下に降りる。


昨日行った場所より3kmほど離れた場所まで流しのタクシーに乗って来た。


牛も色まみれ。

途中、完全にこの祭りに溶け込んでいる日本人女性に出くわした。「日本人ですかぁ〜?」とニコッと笑ったその歯が緑の粉まみれで、やるなぁと思う。



次回へ続く