隅田川ゆう子のトーキョー・ゆるゆる通信-おさかな天国.jpg


鯵:約五尾分 秋刀魚:約三尾分
鰹:一さく イカ:三杯分
とある講習会で頂戴した『お土産』の数々。

月3回発行される「区報」には
生活に関わる様々な情報が掲載されていて
ある日ふと目に留まった募集記事が
『魚屋さんの調理教室』。
地元のお魚屋さんに
魚の選び方やさばき方を教えてもらおうというもの。
参加費はワンコイン500円!
魚料理の苦手意識が強い私には
もってこいの講習会かも♪と
早速応募、ほどなく当選通知が届く。

そして迎えた当日、
区の施設の調理室はおばちゃんたちでごった返し
ケーブルテレビのカメラまでスタンバっている。
何でもこの講習会、
毎回応募者多数のため当選の倍率も高いんだとか。
一つの調理台にお魚屋さんが二人、
受講者が十人ほどでかなりきゅうきゅう…。
たらいには山のように積まれたお魚たち。
自分のスペースを確保するのにもたつく私に
『ほら、そこのおネェさんだか奥さんだか
まな板あるの?この包丁使いなっ!』
とせっかちな江戸っ子らしい言葉遣いが妙に嬉しい。。

ということでまずは包丁の研ぎ方から伝授。
そーいえば家の包丁、久しく研いでいなかったなぁ…。
道具を大切に扱うことは、お料理の基本中の基本だものね。
よく湿らせた研ぎ石に包丁の刃をぴたりと当てて丁寧に…。
気持ちがキリリと引き締まる。

そしていよいよ、魚をおろす練習☆
鯵⇒
ゼイゴを取ってから頭を落とし腹わたを取り、三枚におろす。
秋刀魚⇒
身が柔らかく脂も多いので、鯵より扱いに注意が必要。
包丁は中骨に沿って寝かせ、
滑らすように手前に引きながら動かすのがコツ。
私の隣では定年後に料理を始めたというおじさまが
手元が狂ったのか少し指を切ってしまった様子。
するとすかさず
『あっ!大丈夫ですか、旦那?』
『おーい、そっちにバンソウコウあるか~?』
怪我の対処も手慣れたもののようで。。
スルメイカ⇒
足と内臓を引っこ抜いてから、
胴体と耳(エンペラ)の間に指を入れて
皮をつる~んと剥いてゆく(←ちょっと楽しいの♪)。
鰹⇒
時間も残り少なくなりシロウトがさばくには大変ということで
お魚やさんによるデモンストレーション。
手早く見事な包丁さばきにみんなして感心…。

その後、カツオと練習でおろしたお魚たちを
グループごとに均等に袋へ詰めるよう指示され
嬉しいお土産が完成。
試食しておしまいと思ってたから
予想外の大漁?に思わず口元がゆるんじゃう^^
・・・『毎回大人気』の理由に合点がいった。

お魚を美味しく味わってもらうため、そして消費拡大のため
こうして時間を割いて活動してくれる
地元のお魚屋さんの心意気に、頭が下がる思い。
『お店でもわからないことがあったらどんどん聞いてねー』
ときっぷのいいご挨拶で閉会となった。

☆★この日の夕食はもちろんお魚づくし!★☆
鯵→
潰した梅肉を塗り紫蘇や海苔をのせてフライに、
一度に食べ切れない分は衣をつけた状態で冷凍
秋刀魚→
食べやすい大きさに切り、千切りの生姜を入れて佃煮風に
イカ→
すぐに食べる分はお刺身、一杯分は塩辛に、
残りは炒めもの用に適当な大きさに切って冷凍
鰹→
(刺身はやめた方がいいと言われたので)甘辛味で煮付けに
…ああっ、いったい何食分助かったのかしら♪
お魚料理、もっとがんばるぞぉ~~!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

何でも揃うけど均質でのっぺりとした商品の並ぶ
スーパーでのお買い物より
売り主の威勢のいい声の響く商店街や
地元で長く続けている個人商店を
大切にしてゆきたいと思うようになってきた。

イナセな魚屋さんに『江戸』を感じられるのも
東京の下町ならではの魅力。

地元のイイトコロ、またひとつ見つけちゃった♪♪