Values&Execution -2ページ目

コトバ vol.1

仕事でもサークルでも、何か活動する上でもっとも必要なこと

それは文章力ではないかと思う。


もちろん文学的な表現や、隙のない文章を書けるかどうかではない。
実際僕にも素敵な文章力などない。


つまり何が必要か


■(1)5W1Hがパっと見でわかるかどうか

■(2)思ったことを即文章にして伝えられるかどうか


具体的には、

「映画を見て感動した!」としたなら、



・何の映画を?
・いつ?
・どこで?
・だれが だれと?
・どうだった?



たとえば仕事場では、~までにこれ報告して、と言われてなかなかかけない人がいるとする。

文章力がなくても、伝えるべきことを思い浮かべて、大事な順につらつらとかければ、ものの30分で話が終わる。


しかし書けなければ、その案件はそこでとまってしまうのだ。どんなことにもタイムリミットがある。
そこでとまれば止まるほど、関わる人間が少しずつ時間が削り取られ、最終的にどうしようもない時点でGo。無駄に焦らなくてはならない。




・数値が読める
・具体的なその案件への知識がある
・実際過去やったことがある




これらの経験値は非常に貴重なものだけど、実際なくても話は進められる。
わかるスタッフが必ずいるから聞けばいいしね。

だから本当に仕事で必要とされるのは、


「思ったことを書いて伝えられること」

だと思う。


もともと活字が苦手で、論文以外は勘弁してくれ、っというほど国語嫌い。現代文も古典も物語も大嫌い。


でも大学に入って、自分の興味のあることの勉強や、サークル活動(バンド・イベント等)をやっているうちに、「言葉の力」って大事だなあと思った。夜はよくネットしまくっていたので、暇さえあれば日記サイトや、俳句や短歌などのサイトを読んでいた。


この文章力を伸ばす上で、もっともいい材料なのは古典(俳句・短歌)だと思う。少ない文章のなかに色々集約されている。古典はさすがに質の良いものばかりが残っており、一つ一つの言葉のウェイトが高い。
だから読んでいてとても勉強になると思う。



どんな職種・理系だろうが技術屋だろうが、持っていると「話の早い」仕事や、後から仕事ではない「段取りの整った仕事」ができると思う。

次世代言語

前回の日経ビジアソで 「萌え」 という言葉が解説されていた。

ヲタ用語として誕生した言葉で、こころがキュゥっとくるような
アニメやイラスト(または実際の人や動物である場合も)を指して
「萌え」と呼ぶらしい。
さらには日本に留まらず、海外にも進出しているとまで書いてある。


日本のリアルタイム文化「日経」が言葉として認めたということは、
「萌え」が市民権を得たということを示している。

つまり!


萌え~~~~

と、公共の場で使ったところで、何の問題も、

いや..

使用しても、「人格を疑われるようなことは無い」ということである。

むしろ、学校のレポート、会社の報告書、MLなどに使用することで
「お、こいつ分かってるな」と思われ、博識な人間だとアピールできる
かもしれない。


しかもこの言葉の汎用性は留まることを知らない。
多種多様な状況に対応することができる、いわば次世代言語なのではないか、と私は予測する。

この次世代言語を使うことで、旧来の常識を

現代社会に対応してバージョンアップすることが可能だ。


例。


「これからの乱世で組織が生き残って成功するには、
自らを 萌え萌え に変えていかねばならない―

P.F.ドラッカー



「我々は人生の多様な関係の中に 萌え を見出だし、
彼の時代の意味に対する意義の中に 萌え を見出だす。」

メアリー・パーカー・フォレット



「自分、 萌え ですから。」
高倉 健



くま侍著 「次世代の迷言集より抜粋」

アンテナは常に張り巡らせておく

基本的に、雑誌は立ち読みもいれて50冊/月くらい読む。
特に好きなのは日経アソシエと東京カレンダー(情緒食堂も)。


単純に暇つぶしもあるけど、いろいろとネタは保持しておいて
いろいろな場面で使えるので読む。


実際に仕事の現場で「そういえばこんな事例が」と使える使える。


僕は営業の人間ではないが、結局企画だろうが制作だろうが、

クライアントと直で話して、その場で どんどん応えられること

それができるかどうかで、関わることのできる仕事の幅は増える。



他にはTeen VogueやWired。
Brutus Casa、AERA、MR、デザインの現場、Relaxなどなど
好きな雑誌は多い。




そういえば某Tri@l の人も似たようなことをしていた。
考えることは一緒なのね。



個人的にShopping.comの分析をしている。
増殖する(つまり流行る)決め手は競争にある。


競争が媒体の活性化と質の向上を促す。
出店企業そのものの評価が見られ、価格のみではなく店の比較もされている。