次世代言語
前回の日経ビジアソで 「萌え」 という言葉が解説されていた。
ヲタ用語として誕生した言葉で、こころがキュゥっとくるような
アニメやイラスト(または実際の人や動物である場合も)を指して
「萌え」と呼ぶらしい。
さらには日本に留まらず、海外にも進出しているとまで書いてある。
日本のリアルタイム文化「日経」が言葉として認めたということは、
「萌え」が市民権を得たということを示している。
つまり!
萌え~~~~
と、公共の場で使ったところで、何の問題も、
いや..
使用しても、「人格を疑われるようなことは無い」ということである。
むしろ、学校のレポート、会社の報告書、MLなどに使用することで
「お、こいつ分かってるな」と思われ、博識な人間だとアピールできる
かもしれない。
しかもこの言葉の汎用性は留まることを知らない。
多種多様な状況に対応することができる、いわば次世代言語なのではないか、と私は予測する。
この次世代言語を使うことで、旧来の常識を
現代社会に対応してバージョンアップすることが可能だ。
例。
「これからの乱世で組織が生き残って成功するには、
自らを 萌え萌え に変えていかねばならない―
P.F.ドラッカー
「我々は人生の多様な関係の中に 萌え を見出だし、
彼の時代の意味に対する意義の中に 萌え を見出だす。」
メアリー・パーカー・フォレット
「自分、 萌え ですから。」
高倉 健
くま侍著 「次世代の迷言集より抜粋」