突然ですが、先日助産院の妊婦健診を見学させていただいてきました


私自身は3人とも勤めていた職場(総合病院)で産みました。

院内助産システム(病院の中での助産院的な位置付け)を利用していたので、妊婦健診は一般の妊婦健診と比べて助産師外来が多く、出産時も分娩になる時に医師が後ろで立ち会って見守ってるくらいでした。


そうは言っても病院の出産しか知りません


歳の離れた妹がいたり、義妹の出産に立ち会ったりしたのでクリニックもなんとなく分かります


けど、助産院の妊婦健診や出産というものを知りませんでした(くどい爆笑



引っ越すまではあまり意識していませんでしたが、牧之原に引っ越してきて、市内に分娩施設も無いことや静岡県内が他県に比べて珍しく分娩可能助産院が多いからか、はたまたそういうフィールドに私がいるからか、助産院で出産している人が多く、気になるようになりした。


助産師なのに、助産院を知らないってとても勿体無いことなんじゃないか



見学に行かせてもらいたいと思っていたところ、友人が助産院で出産することを知り、妊婦健診に同席させていただくことになりました。





結論としていうと、とても良かったです


どう良かったかを書いていきます

病院やクリニックの妊婦健診は検査結果がどうかなとか赤ちゃんの大きさが問題ないかエコーで確認して終了!(説明がざっくり過ぎる笑)

医療を通して妊婦さんをみます


勿論助産院でも尿検査だったりエコーもしますが、それまでの生活の様子だったり、お腹を見て触って、そのお腹を妊婦さんがいつもどう感じているのか確認したりがとても細かく丁寧でした

それで不調があれば、どこにどんな不調があるのか、どうケアしていけば良くなるのか、自宅でやれる運動などの指導をしていました

生活を通して妊婦さんを見るというのかな…


病院は30分の間に医師の予約枠が4〜5枠なので、必要なことしかしません。そうしないと病院も回らないので仕方ないです。

ですが、40週の間で変化する妊婦さんの体をもっと丁寧に見てあげる時間も必要だと思いました。


病院の助産師外来では話も勿論聞きますが、エコーで赤ちゃんの成長だったりを見たり、異常がないかを確認して記録するのが最優先だったようにも思います。そうしないと何かあった時に自分の身を守ってくれるものがなくなってしまうので…

病院で助産院で指導しているようなことをやるのはなかなか難しいとは思いました。


だからこそ分業した方がよい。

精密エコーは何度かは必要。だから助産院で産む方も提携病院で妊娠期間中何度かエコーをしにいきます。

それ以外の妊婦健診、助産院で受けても良いんじゃない?両方で受ければ良いんじゃない?って思った次第です。



とりあえず、こういった妊婦健診をやってくれる場所は絶対必要だと感じました!!

絶対いいと思う…! 


もちろん、よい妊婦健診をするためには、その助産師にたくさんの引き出しがないといけないことも痛感

知ってることを伝えられる能力も必要

ダメなことはダメ、良いお産をするために妥協できないことを恐れずに伝えられる本当の意味での妊婦さんへの愛情(優しさ?)も必要



ピタッとくる助産院に会えたらとても幸せなことだと思います目がハート



生活から整えて妊娠期間を過ごせていたらとても良いお産ができるんだろうなぁ…と肌で感じてジーンとした私でした


もう一回妊娠して、助産院にお世話になりたくなりました泣き笑い

あ〜、すごくよかった。今度は勉強に行かせてもらいたいな