就職活動で集団面接をしたことのある方は気づいたことがあるかもしれませんが(むしろ気づかないとしたらあなたは就職活動のプロです)、面接の練習をきちんとやっている人ほど「回答によどみがない」のです。このブログを読んでくれている多くの人は、「それはいいことなんじゃないか」と思うかもしれませんが、本当に良いことなのでしょうか。
面接では、いわゆる「学生が困る質問」というジャンルの質問だったりとか「圧迫面接」とよばれるものがあったりします。冷静に考えて、そのような面接で面接官が見たいのは「困るあなた」なのです。それは決して的確な回答ではないのです(じゃなきゃ圧迫だとか、困る質問だとかをする必要がない)。
ここまで書けばわかりますね。
つまり、「流暢に回答すればあなたの印象は悪いのです」。そして「緊張や困惑自体は悪くない」ということです。よどみがあろうが、舌を噛もうがそんなことを面接官は気にしません。なぜなら、緊張していたがために有能な学生をとりこぼすなんてことをするのはもったいないからです。
おそらく多くの学生は以下のように考えるでしょう。
・答えられない回答があってはいけない。
・緊張して舌を噛んだり粗相があったりしてはいけない。
・質問に対して自分の意見をきちんと言えなくてはいけない。
全部ウソですね。
繰り返しますが、企業は
「有能な学生がほしい」のです。
ですから、多少の粗相などは面接の結果には関係ないのです。
上記3点に関して、面接官であれば普通以下のように考えるでしょう。
・答えられない回答があってはいけない。
→「勉強が足りませんでした。今後、○○に関して知識を深めます」と回答すれば十分。
・緊張して舌を噛んだり粗相があったりしてはいけない。
→多少の粗相(部屋に入る時のノックだとかドアの開け閉めだとか)に関しては下手すれば見てもいない。普通に考えてください。めちゃくちゃ優秀で首席で卒業しそうで、明るく、頭脳明晰な人をノックやら挨拶やらで逃したりしますか?
・質問に対して自分の意見をきちんと言えなくてはいけない。
→あなたの回答なんか求めていません。あなたの意見が世間で通用するほど社会は甘くないです。
面接回答のノウハウはまた次回ということで。
