4月最終日
時が経つのは早いもので
いつの間にか4月も終わり
あっという間にあの日から半月が経った。
毎日顔を見に行って
手足マッサージしたり
顔を拭いて毛穴取ったり髭抜いたり
お湯とタオルもらって手足拭いたり。
手を洗わなかったらすぐ垢がたまって臭くなるんだね
あの人はいつも無臭だった
体臭がない。
この前、布団やまくら、服の匂いを嗅いだけど
部屋の匂いしかしなかった
今は手の垢の匂いでさえ愛しい
いつも顔を見つめていろいろ話すんだけど
そのうちこの愛おしい身体、実体もなくなるのかと思うと泣いてしまう
わたしの未来なんてどうでもいい
この人の未来、この人に救われていた人の未来を返してほしい
受け入れなければ。
毎日顔を見に行っている。
呼吸器のついた顔
NGチューブが入った顔
なぜか腫れている瞼
長くてしっかり生えたまつ毛
整えていない眉毛
少しずつ生えてきた髭
両手はパンパンに浮腫んでいる
お腹もたぽたぽになってきた
今日はCV抜かれていた
カテコラミンも切れて継続されなかった
この、ピクリとも動かない人が、ほんとうにあの人なのか。
未だにふと疑問に思う。
背が高くて運動神経が良かったあの人
歩くのが好きだったあの人
2人で歩くときは必ず手を繋いで歩いていた
待ち合わせは絶対に先に着いている
とても温かくて優しい人だった
わたしが失敗しても責めたりはせず、ポジティブな言葉をくれていた
なんでわたしを結婚相手に選んでくれたのだろう。
照れくさいことは昔から言えなかったんだって。
愛なのか。
家族をつくるというミッションなのか。
分からなくて悩んだ時もあった。
でも、言葉はなかったけれど
愛がなければあんなに温かくはないだろう。
安心感
包容力
ちゃんと伝わっていた。
彼の前では自分らしくいられた
早く戻ってきてよ…
15年ぶり
アメブロにログインしてみたら、奇跡的にできて驚いています。
15年前の最後の記事は、別れと出会いの季節だった。
つらい別れがあったけど、若さでなんとか乗り切った。今となってはいい思い出。
15年後の今。
わたしは人生で一番のどん底にいるかもしれない。
希望にみちあふれていたはずだった。
不安ほんの少し、あとは楽しみしかなかった。
しかし、突然一人になった。
まさかの出来事だった。
まだ現状を受け入れたくない。
今にもあの人は目を覚ましそうに穏やかに眠っている。
誰か嘘だと言ってほしい。間違いだったと言ってほしい。
普通に起きて、「ごめんね寝てたかな?」と言ってほしい。
だけど、先生から言われたことは、「今後目を覚ますことはない。」
神様なんていない。
世の中不公平やん。
なんで善のかたまりでできているような人が?
悪いことばかりしている人がなんで悪いことして今もケラケラ笑っとん?
許せん。ほんとうに許せん。
自分の人生がどうなろうとかまわないから、あの人を戻してよ。