アマチュア左官職人のお仕事がはじまってからというもの、朝から現場通いの日々.

今日は昼前に本来のお仕事に抜け、お茶の時間のあと現場に戻ると、パントリーの正面の壁が仕上がっていました.

と、いっても、これはUCCELLIの「テスト」で、下地を整えただけで下塗りをしない一発仕上げ.

アマチュアにも扱いやすいよう、漆喰に結着剤を混ぜてみたものです.

 

パントリーは仕切られた小さな空間で、冷蔵庫やら棚が入って壁は見えなくなってしまいます.

というわけで、ここを練習台にすることは最初から決めていました.

こちらはその左隣の面.

亀師匠が

「これならどうだろう?」

と持ってきてくださった下地材で塗ってみました.

上半分がUCCELLI、下半分がわたしのしごとです.

 

下地材は扱いやすいけど、ちょっとケミカルっぽいんですよね.

漆喰らしい匂いもしないし、本物の漆喰壁を知ってしまうと、ややおもしろみにかけると感じてしまう.

検討の結果、落とし所は「漆喰に結着剤を混ぜる」になりました.

 

わたしたちが悪戦苦闘している間に、亀師匠はさくさくっと2面めの仕上げをすませたもよう.

かっこよすぎ贅沢すぎる壁ができました.