1軒の家をたてるまでには、いろんな専門家、職人さんの力をお借りしなくてはなりません.
我が家の外装は「板金」つまり鋼板を張ることになっていますが、下屋の屋根の下だけは、雨は当たらないのだしリビングの延長のように使うのだし、漆喰仕上げはどうだろうということになりました.
下屋側の外壁にボードが入り、いよいよ左官仕事に登場した「亀さん」こと「亀興行」さん.
いく種類もの土を持って現れ、それぞれの解説をしながら、みるみるうちに見本を作ってくださるのがおもしろいのなんの.
そしてその口説からあふれる熱烈左官愛
実は室内の内壁も漆喰でしあげる予定で、そちらは大工さんと施主つまりわたしが施工することになっているようないないような.
って。なってはいるけれどいろいろと決断つかないままさてどうしようかという状態が続いているのです.
という話から、亀師匠、やおら
「どんどんいじってみて」
「遊んでみてくださいよ!」
と漆喰をいじらせてくださるいきなりのWS状態に.
そして亀師匠には、下地のことや素材の調達のことまで相談させていただくことになりました.
「自分の家の壁を塗るって、すごくいいですよ!」
「ぜひやってくださいよ!」
って言ってくださった亀師匠.
我が家は小さい上に仕切りの壁も少ないのですが、2階が勾配天井になっているぶん、壁の面積はそこそこあるのです.
自分の家だから失敗しても怒る人はいないけれど
「本当にできるのかな~?」
「やっぱりクロス貼りにしちゃおうか?」
なんて、毎日もんもんとしていました。
ががが。
プロの後押しをいただいて、ようやく
「できるかもしれない」
「がんばろう!」
って思えたのです.光が射したという感じでした.
亀師匠、よろしくお願いいたします!