3月11日。
あの言葉にならないほど衝撃的で、
今でも信じ難い日から…一年。
亡くなられた方々と、最愛の方を亡くされたご遺族
そして今もなお行方の分からない方々のご家族をはじめ
被災された全ての皆様へ、心からお見舞い申し上げます。
まだまだ被災地では、復興が行き届かず、
不自由な生活をされている方々が大勢いらっしゃいます。
元通りの生活に戻れるまでには、どれほどの時間が必要なのか…
被災地での生活がどれほど辛い不自由なのか…
その現実を実際に体験していない私が、簡単に「分かる」などとは言えません。
それでも、今も被災地にいる友人たちや、
最愛の家族を一瞬に失ってしまった友人を想うと…
「自分に今何が出来るのか?」
という課題には今も向き合わずにはいられないし、
向き合わなくてはならないと思っています。
日本を離れソウルにいる私が出来ること…は?
一つに「風化」させないこと。があると思う。
それは支援金や物質的なことも勿論大切だけど…
それ以外にも「忘れないで」と日本は当然、
世界に示すこと・伝えていくことも大切な役割ではないでしょうか?
そしてもう一つ。
多くの支援に「感謝」することも大切な役割だと思っています。
↑ちょっと見難いね。
「Thanks to Korea from Japan」
世界中から多くの「支援」を頂きました。
たくさんの「力」も頂きました。
大勢のかたが「日本」のために祈りを捧げてくださいました。
韓国からも…抱えきれない「支え」を受けました。
ですから、その「感謝」の気持ちでJapanese FOODこと…
お好み焼きと焼きおにぎりをウリ高麗大学で配布しました。
uccaもお手伝いです。
三月だと言うのに…マイナス気温の中、せっせとお好み焼き作りです。
私がこのボランティアに参加した理由。
うん。「理由」なんて無かった。
「やりたい」「やらないと」「当然でしょ」そんな気持ち。
でもね、ジワジワとこんな気持ちになったの。
このイベントを通し、少しでも「感謝」の気持ちが伝われば嬉しい。
そして、自分自身も日本も含め、「忘れてしまう」ことへの
警鐘を鳴らすキッカケになったら…なによりも大きな意味だと思う。
まだまだ復興には他国からの支えが必要です。
だから…終わっていないことを思い出してもらえたら、
これが真の目的なんぢゃないかと勝手思って参加してました。
そして、他国へ対して感謝をすること。
それは私たち日本人が、改めて東日本大震災について考えることでもあるよね。
毎日がやってくることが…当たり前のように感じてしまうこと。
ある。無意識に。
でも本当はとっても奇跡的なことなんだよね。
家族が元気でいることも。
大切な友達が笑っていることも。
そして、私がソウルで笑って生活していることも。
全てに「感謝」です。
最後に…被災地での苦しみに少しでも寄り添うことができるよう
直接的・間接的にでも力を使えるよう努力します。
長く…長く…長~く。
Pray for JAPAN。