プロレスに出会った僕は本当に幸せです。

理由は。

・そんな僕の影響で妻もプロレスファンになってくれたから、プロレス話がめっちゃ盛り上がる。子供の頃から観てる僕と、数年前から観てる妻とでそれぞれ違う見方をしてるのが面白いし、妻の知らない事を教える時、すごく教え甲斐がある。

・人生を教えてくれる

→共闘、裏切り、やられても立ち上がる姿、レフェリーの目を盗んで反則で勝つヒールや、そのヒールにボコボコにやり返すベビーフェイス。

他の格闘技は勝つか負けるか、だけ。


プロレスには殆どの場合、相手に何もさせずワンサイドゲームで終わる試合はないし、どちらが勝つかの予想が外れる事は比較的少ないと思います。

他の格闘技とは逆ですね。他は内容よりも勝敗。予想がつかず、いつ終わるかも分からない。それはそれで魅力かも知れないが、実力者同士の場合、両者ともそう簡単にKOされてはくれないので、派手な展開にならず判定決着になる事もあると思う。それはそれで「つまらねえ」とか言うんでしょうね。

でもプロレス人気が落ち込んでた時、K-1とか総合では、魅せて勝つ選手が現れていました。アンディ・フグや、ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、ジェロム・レ・バンナ、バダ・ハリとかね。更にミドル級とかになると魔裟斗選手だったり、山本KID徳郁選手。

プロレスファンとして、プロレスを舐めてる人達に思うのが、結局魅せれる選手がいた方がお前らも盛り上がってるじゃねえか!て事。プロレスはショーだ!真剣勝負じゃない!とか言う奴に限って勝つ事を優先してると「つまらない」とか言うんだろう。実際やった事ない人らは簡単にそんな事言うんだろうね。三分間殴り合ってみろ。どれだけ長いと思ってる?て話。

それに、プロレスだってガチでやれば相手のいいとこ引き出さず、何もさせず勝つ事もできるだろう。が、それをやると「つまらねえ」でしょ?

毎日試合するプロレスは、その都度ガチだと持たないよ。ボクシングとか、毎日やってるか?せいぜい何ヶ月に一回とかじゃないの?

プロレスを非難するならその辺の矛盾をハッキリさせてからにしてほしいもんだ。

目の前の相手を倒すために闘う。格闘技は全部そうだ。しかし、プロレスラーはそれだけに留まらず、また観に来たい!と思ってもらえるように闘っている。飛び技の得意な相手なら、当然それを観たい客もいるわけだ。それをさせずに勝ったらどうなる?

食らった上で勝つ。それがプロレスラー。相手に何もさせずに勝つのが格闘家。その両者が闘えばどっちが有利か、分かるよね?格闘家が有利に決まってる。もしその選手がプロレスを馬鹿にしたら、今度はプロレスのルールで闘って勝って見せろと言いたい。そして次の日も、その次の日も試合してみろ、と。

そして、ここまで読んだ貴方はもうご存じと思うが、プロレスファンは・・・


めんどくさい。