美容美術館⑦➡︎❤️❤️
の続きです
よかったら見てね
こちらの絵は、ルーベンスの2番目の奥さんであるエレーヌ・フールマンがモデルとなっています
この奥さんは、ルーベンスの友人でもあった詩人から「トロイアのヘレネをはるかに凌ぐ、アントウェルペンのヘレネ」と讃えられたほどの美女で、晩年のルーベンス作品に官能性と活力を与えたミューズでもあったそうですよ
豊かな肢体に愛嬌のあるお顔、白いお肌が眩いですね
さて、このような美しい絵画を鑑賞しつつも、仕事柄かつい目が行ってしまうのが、お肌の表面にうっすらと浮かぶセルライト。
ルーベンスの生きた時代では、豊かな肉体美の象徴の一つとして捉えられていた感もあるこの「セルライト」ですが、現代では医学的には有害ではないとされながらも、審美的には問題視されがちな面があります
「セルライト」(Cellulite)って何
「セルライト」とは、肥大化した脂肪細胞が皮膚の真皮層にある線維芽細胞(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す細胞)を押し上げてできたものです。
また、それらが皮膚に凹凸として表れた状態を云います
セルライトができる原因としては、
●不規則な生活習慣(運動不足・食生活の偏り等)
●血行不良
●肥満
●むくみ
●老廃物の蓄積
などが挙げられます。
血行が悪くなり体内の余分な水分や老廃物がうまく排出されない状態が続くと、
脂肪細胞を取り囲む毛細血管や、毛細リンパ管などの循環機能不全となる。
つまり身体の巡りが悪くなり、血管やリンパ管から溢れ出た不要な老廃物が脂肪細胞と結合し肥大化して「セルライト」となるのですね
また、ご注意頂きたいのは、『強いマッサージやセルライトを潰すような美容機器はセルライトの根本改善にはならない』ということです。
「セルライトを潰すことで消せる」と、強めのマッサージやそうした美容機器が紹介されている事がございますが、下記のセルライトが出来る仕組みを知れば、そうした行為が逆効果だという事がお分かり頂けると思います
セルライトはそもそも大きくなり過ぎた脂肪細胞です。これが皮下組織の一部を引っ張ることで皮膚の凹凸となってしまうわけですが、
セルライトを潰すための美容機器や強い圧で行うマッサージは、毛細血管やリンパ管を押しつぶして変形させ、皮膚組織や毛細血管を傷つけてしまいます。
そうしますと、これを修復しようと体の中のコラーゲン再生機能が働き、新たなセルライトを作ってしまうため、"潰す"という方法はセルライト除去には逆効果となってしまうのです
新たなセルライトを作らないようにしつつ、出来てしまったセルライトを改善する方法としては、
●血行を良くすること
●リンパの流れを良くすること
●代謝を上げること
が重要となります
日常で出来る事としましては、運動をしたりお風呂でよく温まる習慣をつけるだけでも改善に繋がります☺️🙌✨✨
特にセルライトを減らすには、脂肪を燃焼させる「有酸素運動」と、筋肉量を増やして基礎代謝を上げる「無酸素運動」の両方を行うのがおすすめです
また、なるべく早くセルライトを何とかしたいという方への特別なセルライトケアとして、インディバはとても効果的です
力で潰すのではなく、身体の基礎代謝・新陳代謝を高めて血行・リンパの流れを促進し、肥大化した脂肪の燃焼を促すインディバは、セルライトの予防はもちろんのこと改善にも効果が大きいのです
『セルライトの功罪』
時代の変遷と共に美の象徴にもなればその反対にもなり得るもの。
健康面から見ますと、やはりセルライトが多い状態というのは血流や体液・老廃物等の滞りの表れでもありますから、出来る範囲でケアした方が良いのかもしれません
とりあえずセルライトは、絵画の中で遠い時代の美を愛でるものとして留めておきまして、最近館長も果物ばかり食べていてお腹周り気になってきましたので、ちょっとこれから踏み台昇降運動してまいりますーわっしょい
では皆様、本日も御来館頂きまして誠にありがとうございました🙏🏻💕
またのお越しを心よりお待ち申し上げております🥰🙌❤️❤️
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