絶体絶命。
デイサービスがない母は、出かけたい。
愛犬は寝冷えしたらしく、
朝から何も食べず、ベッドに寝たきり。
そんな愛犬に
留守番させたくないのに
母が、出かけると言って聞かない。
ひとりで行かせると、
夜8時に私が警察署に迎えに行く事になるので
仕方なく近所のスーパーに連れて行く。
ひとりぼっちにされた愛犬が
慌てた様子で
外に出れば
かろうじて取れたピー。
のはずが
地面に赤が。
初めてのことに
飼い主はパニくる。
そばで母が
「お昼、どうするの?」うるさい。
ローソンで買ったカツサンドを出す。
噛めない母の為に
一切れを包丁で8等分に切って皿に出したら
私の一切れと見比べて
「そっちは大きいね。」と不服そうな母。
同じだよ。
愛犬はいつになく
欲しがらないでベッドで寝たまま。
これは重症。
午後、母に留守番をお願いして
動物病院へ行った。
愛犬を抱いたら、軽いのに、泣きそうになる。
胃腸炎だった。
超音波検査で愛犬が仰向けにされた時、泣かないのが
ショックで、
そんなに元気がないのか。
「胃と腸が動いていないので、気持ち悪いでしょう。
今日は薬を飲んでも、吐いてしまうから、
点滴と注射をしましょう。
明日朝来てください。
症状が変わらなければ、入院です。」
ついでに夜寝る時の服も聞いたら、
毛が擦れて薄くなるから、着せない方がいいと。
持参したユルピーも検査してもらい
帰って来た。
家に着くと真っ暗で
嫌な予感。
案の定
母は出掛けていた。
GPS は駅前だったので
帰って来られるかな。
とりあえず夕食を作っていると
帰って来た。
かなりお疲れのご様子。
「新宿に行ったのに、何も買わなかった。」
ヘトヘト状態。
まあ、
こんな時に、
ちゃんと帰って来てくれただけでありがたい。
てっきり捜索願い出す
覚悟してたから。
でもこのあと
愛犬をしきりに
外に連れ出そうとするのを
止めるのに苦労した。
病院で
「食べたら吐くから、水も飲まない方がいい。」と言われたので用心していたが、愛犬がどうしても欲しがるので
少しずつ、フードを食べている。
ようやくベッドで落ち着いた様子。
母は早めに寝てしまった。
