タイトルの通りで

母にとって私は

いつも怒っている娘で

 

前に一緒に小田急の化粧品売り場で口紅を買ったのは

いつのまにか

孫の、私の甥っ子に

すり替わっている。

 

デパ地下で鰻重弁当を奮発して買って来ても

息子が買ってくれたと思いこむ。

 

美味しいものを提供してくれるのは

最愛の息子で、

いちいち

クチうるさく言うのが、娘。

 

そんなに息子がかわいいのか。

どんな仕打ちを受けても

特別らしい。

 

いいよ。

別に。

 

この間

母がぼそっと言った。

「私より犬の方が大事なんだもんね。」

 

見抜かれていた。

 

お互い様だった。