目指しても到達しない事
昔、広告代理店の人に「製品を提供するなら完璧なものであるのが当たり前だろう」といわれて
カチンときたことがあります。
製造に携わっていると実感するのですが、
どんなに丁寧に完璧を目指しても絶対に完全無欠な製品は作れません。
その時その時でベストを尽くしますが完成したものを見ると
なにがしか気になる点がでてくるものです。
逆に何の文句も出ない完璧なものを作りだせたと感じたら
それは危険な思い込みでしかないと思います。
次はもっと良いものにしていくという意識がなければ
発展は有りません。
件の広告代理店の人は営業担当でしたが
おそらく「完璧な仕事をします」と日常的にハッタリをかましていたのだと思います。
営業にハッタリは必要ですがその意識のまま製造業者に要求するのは
ちょっと違う気がします。
完璧を目指さないで妥協するというのとは違って
目指しても到達できないと解っていても目指すのが重要だと思っています。