ニカワマネジメント | uc.11ブログ

ニカワマネジメント

貼り箱の肝となるのは、生地(心材)と包身(化粧紙)を貼りあわせる糊のマネジメントなのですが、
これが一筋縄にはいきません。
ユーシ・イレブンで使っている糊はニカワなのですが、
ニカワというのは熱で溶けるもので、
水と混ぜて使うのが一般的です。
ということは、温度と濃度の管理になっていくのですが、
夏は気温が高くて湿度が高いためニカワが固まりにくく
冬は気温が低くて湿度が低いため固まりやすい性質になります。
そのため夏は速乾性の高いニカワの割合を増やします。
この性質を持つニカワのことをオープンタイムが短いと言ったりします。
逆に冬はオープンタイムが短いニカワの割合を増やします。
さらに、包身(化粧紙)が糊の食いつきが良いかどうかでも
つきの良いニカワにするかどうかを調整したりします。
機械貼りと手貼りの違いも大きいです。
機械貼りのほうがオープンタイムが短いニカワを多く使う傾向にあります。
この辺はあくまで基本で、様々な条件でニカワのブレンドを替えていきます。