布 | uc.11ブログ

今日のニュースで、透明な紙を大阪大学の准教授が開発したというのをみて、
仕事に何か応用きかないか考えましたが、
実用可能な単価かと加工特性がどうなのか興味があります。
基本的に紙加工をメインにやっているので、
「紙」というフレーズには反射的に反応してしまいます。
包身紙(化粧紙)には、紙以外にも布やクロスなども使いますが、
布は、ニカワやボンドを吸い込む恐れがあってそのままでは貼る事はできません。
その為、布の貼る側に薄い紙を貼りあわせます。
この工程を裏打ちと言います。
加工としては、ロール状に巻かれた布と同じくロール状に巻かれた薄紙を接着させて、
圧力をかけて剥がれないようにします。
この加工は、糊つきを良くするのと、布の切り口のほつれを抑える効果もあると思います。
一工程増えるし布のほうが比較的高いのですが、
紙とは違う質感を得る事が出来るのと、
耐久性も高い(特に繰り返しの折り曲げなど)ため、
普通の布箱のほかにメニュー帳などで布が使われる事が結構あります。
カルトナージュの本などを見ていると、
裏打ち加工しないでそのまま布に接着剤を付けて貼りつけていたりしますが、
粘度を高くすれば、浸み込みを最小限に抑える事は可能かもしれません。
試してみても面白いかも知れませんが、
作業効率を考えると現実的ではないのかもしれません。