仏教ではこう考える
昨日読み終わった本ですが
学研新書刊 釈 徹宗著
「仏教ではこう考える」
は面白かったです。
著者は浄土真宗の住職で
大学の准教授もしている人で
仏教に関して広い知識に基ずいて
平易に書いてくれています。
内容は、素朴で答えにくそうな質問にも
仏教者の立場と考えで簡潔に答えています。
なかでも後半の
人が死んだらどうなるか
についてはさまざまな考えを紹介して
どれも否定せず、
死んだらどうなるかわからない
と答えています。
ただそれでも、そこに至るまでの
考えがわかりやすくてしっくりきます。
それから、
著者自身、苦々しく思っているのか
霊感商法や墓相商売、
それとスピリチュアルなどと言われてる
霊能番組について心理学の話も出して
批判しています。
仮に何か神秘的な体験をしたとしても
それは特別なことではなく
ただ、そういうものと思うこと。
それには伝統宗教がしっかり守ってくれる
仕組みができているとのこと。
この項目の最後に
有名なイスラム歴史学者の言葉が紹介されていて
「ある程度伝統的な制度宗教に通じていないと、
民間・土俗宗教の毒を避けられない」
とのこと