KinKi Kidsが、毎年恒例の冬のドームライブの東京公演を開催した。今年は16、17日に東京ドーム、そして来年1月1、2日に京セラドームにて実施する。今回は17日に開催された『KinKi Kids Concert 2023-2024 ~Promise Place~』東京公演2日目をレポートする。ペンライトを手にしたファンが開演前から拍手で待っていると、ステージ上にはバンドメンバーを乗せた4台の“アメ車”のオープンカーが登場。演奏が始まると、今度はステージ奥が開き、スモークの中からそれぞれオープンカーを運転したKinKi Kidsの2人がきらびやかに登場する。降り立つとそのまま、27日にリリースされる47枚目のシングル「シュレーディンガー」を披露。その後は助手席に乗り込み、歌いながら車でアリーナを一周すると、バックステージにて最初のMCに突入する。今回の公演は、配信ライブや、着席のアコースティックライブを経て、コロナ禍後初めてのスタンディングライブ。堂本光一は「みなさん、こんばんは。KinKi Kidsです!」と笑顔で手を掲げると「声を出して盛り上がれるライブは久しぶり。オープニングからブチ上がってくれてありがとう! でも、こういう雰囲気久しぶりなので戸惑っている」と胸の内を吐露し、せっかくだから「今までと違うことをしたい。みんなで盛り上がりたい」と2人で話し合った結果、オープニングのド派手な演出につながったことを明かした。さらに近年のKinKi Kidsには珍しく、前半にアップテンポな曲を多く続けたのも同じようなメッセージによるものだ。また、光一の乗っていたアンティークな“アメ車”のオープンカーは5000万円相当だそうで、オープニングに登場した6台の総額は3億円を超えるという。客席から感嘆の声が上がると「オープニングからお金の話…」とアイドルらしからぬ話題に自らツッコむ場面も。その後はまだ颯爽と車に乗り込み、アイドルスマイルを見せながら歌唱を続けるこのギャップこそがまさにKinKi Kidsだ。今回は今月13日に発売したばかりのアルバム『P album』を引っさげたツアーとなっている。ファーストアルバムである『A album』を1997年に発売して以降、アルファベットを重ね、「Aから始まりPまで来た」と振り返った。前半戦はそんな最新アルバムの楽曲を中心に構成されたが、中盤~後半では過去の曲も多く披露された。1年前の公演では、堂本剛が2017年の突発性難聴発症以来控えていたダンスを6年ぶりに披露していたが、今年もデビュー曲「硝子の少年」を始めたとした楽曲でパフォーマンスを披露した。また、2020年に行ったクリスマス限定配信ライブ『X'mas with KinKi Kids gift selection 2020』で共演した花咲徳栄高校吹奏楽部OB、OG&現役生と3年ぶりのコラボで「シンデレラ・クリスマス」を演奏。光一が「大きくなったなぁ」と肩を叩くと、剛も「キラキラしている」と笑顔。久しぶりの再会に顔をほころばせていた。また、ランダムで歌われる“日替わり曲”が「さよならのエトランゼ」と発表されると、「エトランゼ?」とピンと来ていない様子。『K album』に収録された2011年の楽曲で、歌詞が配られるが、思い出せないまま曲がスタートする。うろ覚えのまま歌い進め、曲が終わると「大事故や~」と崩れ落ち、後日YouTubeチャンネルでのリベンジを約束していた。その後は「シュレーディンガー」のカップリングで剛作詩の「世界中をI LOVE YOU」のフリの一部をファンにレクチャーし一緒に踊ったり、映像に合わせた歴代の楽曲メドレーの生演奏、“光剛山”(リフター)での歌唱など、“KinKi Kidsらしさ”のつまったライブとなった。また、終盤のあいさつでは、光一が「こうして、また今年もこのステージに立てることを本当にうれしく思っています。ちょっと不安に思うこともあると思うんですが、こうやって2人でステージに立っていること、この光景がすべてだと思ってください」と力を込めた。剛は「みなさんとこうして一緒にいる時間をどうすればつなぐことができるのか、一生懸命考えています」と話すと、声を詰まらせ、感極まる場面も。光一は「そうすれば良かった~!」とおどけつつ、「この楽しい時間を来年も迎えられるように」と前を向いた。なお、今回の公演で東京ドームで公演66回目を数え、自身の持つ「単独アーティストによる東京ドーム最多公演数」の記録を更新した。※引用しました!