KinKi Kids | #029ブログ#

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デビュー20周年を迎えた人気デュオ、KinKi Kidsが17日に東京ドーム公演を行い、同所での連続年数公演記録を20年に更新した。今回は左耳に突発性難聴を患っている堂本剛(38)の体調を考慮し、全編オーケストラで構成。開演前には剛が耳の状態や心境を25分にわたって明かした。

 「今の耳の状態はどうですかと聞かれたら、全然万全ではない。素直に言うとしんどいです」

 突発性難聴と診断されてから約半年。本紙などの取材に自ら左耳の話題を切り出すと、「こういう話をする方が僕は光だと思っている」とし、現在に至るまでの状態を包み隠すことなく語った。

 発症時は「強烈な頭痛」に襲われたという。「1秒前までは普通にしゃべっていました。でも、1秒後には水の中に潜りました。5秒ぐらいかけて右耳だけが陸に上がってきて、高い音が頭に響き始めました」と机を指でたたきながら状況を説明した。

 初期のころは「左側からしゃべられるとロボットがしゃべっているみたいでした。『パーパーパーパパーパーパーパー…』。人がどれだけ音程をもってしゃべっていてもこれにしか聞こえなかった」といい、「トラックが横を通るだけで頭蓋骨に響くし、食事に行っても食器の音しか聞こえずリラックスできなかった」と振り返った。

 現在、その症状は少し軽減しているというが、「今、真ん中の音が重症で聞こえていなくて、下の音があんまり聞こえていません。上の音が正常に聞こえているのが左の耳の状態」と告白した。

 ステージに上がる際は、左耳の鼓膜の近くに綿を詰め、20デシベル音圧を下げる耳栓をして音をカット。その上からヘッドホンをして右耳だけで音を聴いているといい、「そのようにしないと、頭の中で音がフワーっとハウリングしちゃうんです。自分の声で歌っていても頭蓋骨でビービービービー響くので、それで聴いている音がかき消されていく状況が出てきたりする」と話した。

 症状は日常生活に支障はないレベルというが、「僕の日常生活に音楽が入ってきてしまっているので、会場が大きくなればなるほど今の僕には負担がでかい」と吐露。それでもドームでのメモリアル公演には「是が非でも立ちたい」と望み、耳への負担が少ない全編オーケストラを提案。相方の堂本光一(38)も快く受け入れた。

 「暗くは受け止めていないですよ。現実的に生きているので。『この耳は治るんだ』というマインドよりも、『自分の現状はこうだから、だったらどうすれば良質な音楽を届けられるか、どうすれば良質な歌を歌うことができるんだろう』と、そういうことに集中して治療しています」

 気持ちは常にポジティブだ。これからも自分と向き合いながら大好きな音楽は続けていく。

 「来年どうなるか自分も分からないですけど、音楽を諦めずにやりますし、光一君が許してくれる限り、KinKi Kidsの音楽をアップデートしながらやっていけるような気がします」

 デビュー21年目もKinKi Kidsにしかできないステージを見せてくれそうだ。
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