入団会見 | #029ブログ#

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広島からポスティングシステムでドジャース入りが決まった前田健太投手(27)が7日(同8日)、米ロサンゼルスの本拠地ドジャースタジアムで入団会見に臨んだ。冒頭で「身体検査でイレギュラーな点がありました」と右肘などの異常を告白する異例の入団会見となった。契約は8年総額2500万ドル(約29億4000万円)で、右肘の異常が影響して平均年俸は312万5000ドル(約3億7000万円)に抑えられた。その一方で毎年1015万ドル(約11億9000万円)の出来高が設定され、全てクリアすれば、年間最大1327万5000ドル(約15億6000万円)という極端に出来高の比重の高い契約となった。背番号は広島時代と同じ「18」となった。

 会場にはTVカメラ16台、日米のメディア約80人が集まった。紺のスーツに青いネクタイで現れた前田はアンドリュー・フリードマン編成本部長から背番号18のユニホームを贈られて袖を通すと、英語で自己紹介した。

 「ハイ。マイネーム イズ ケンタ・マエダ。広島から来ました。ドジャースに入れて光栄です。サンキュー」

 続いて日本語の挨拶で身体検査の結果について説明した。

 「今回の自分の契約にまつわりさまざまな憶測を呼んだが、身体検査でイレギュラーな点があった。そうした中で(ドジャースには)長きにわたって契約をしてもらい、最大限の評価をしてもらった。長期にわたってがんばる決心をした」と告白すると会見場に拍手が起きた。

 検査の詳細は明かさなかったが、今季の登板には問題がないことも強調した。

 「不安は全くない。ゼロです。感謝の思いを結果に出したい。勝ち星や防御率も大事だが、200イニングは投げたい。シャンパンファイトを経験してみたい」と力強く語った。

 8年契約は田中将大投手が2014年にヤンキースと結んだ7年契約を上回る日本選手最長で大リーグでも珍しい。広島は上限に設定した譲渡金2000万ドル(約23億6000万円)をドジャースから受け取る。

 米CBSテレビは「前田がメジャーでどこまで投げられるか未知数だが、カーショー、カズミアに次ぐ先発3番手になる可能性がある」と報じた。地元紙ロサンゼルス・タイムズは「年間最大の1015万ドルの出来高払いを得るには、30試合200イニング登板が必要」と報じている。

 フリードマン編成本部長は「(身体検査での問題は)契約交渉を始める前から理解していた。8年契約を結ぶことはどんな投手でもリスクを伴う。たとえ前田が故障したとしても、練習熱心な彼ならさらに強くなって復帰してくれると信じている」と話した。

 異例の契約は米メディアの関心も呼んでおり「チームに圧倒的に有利な屈辱契約だ」との声があがる一方で、「妥当な契約」との見方もある。

 ドジャースに在籍した日本選手は過去6人。現在の先発陣は全員左腕で前田が唯一の右腕となる。昨季までナ・リーグ西地区を3連覇しているが、いずれもリーグ優勝を逃している。
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