何とか顔を出してくれる──。昨春、キャンプで巨人の臨時コーチを務めた松井秀喜(40)が、今年は2月3、4日に視察する。当初は難しいとみられていたため、声をかけ続けていた巨人にとっては、たった2日間でもラッキーである。
もっといればいいのに──なんて声はヤボ。松井は忙しい。翌5日からはDeNAの沖縄キャンプ視察のため、宮崎を離れる。
巨人の白石オーナーら幹部は「次期監督有力候補」と公言してはばからない。煮え切らない松井を口説くため、巨人が時間を有効に使いたいと考えるのは当然だろう。
昨年のキャンプ中に、白石オーナーは原監督を交え、松井と会食した。先日のスタッフ会議でも「そういう機会があればありがたい」と話していた。
今年も松井の日程に合わせ、幹部陣がまたぞろ宮崎入りし、「首脳会談」が開催される可能性はある。この席で再度「次期監督」を打診されるかもしれない。打診されなくても、会食だけでも十分プレッシャーになる。松井が憂鬱なのは、まさにこれだろう。
「巨人監督」うんぬんの話について、松井は一切態度を明らかにしていない。というより、ウンザリしている。それが、よってたかって意思表示を迫られる。気が重くて当然である。
昼はいい。ドラフト1位の岡本や、昨春のキャンプで指導した大田、3年目の辻らの若手との再会を楽しみにしてもいる。が、ゴジラの憂鬱は夜の方。あまりにストレスがたまるようなら、前向きな気持ちがあったとしても“後退”してしまう。※引用しました!