乱闘騒ぎ | #029ブログ#

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遺恨試合となるのか。16日、神宮球場で行われたヤクルト―巨人戦で、両軍がもみ合う乱闘騒ぎが起きた。試合は延長10回、阿部の勝ち越し弾が飛び出した巨人が9―8で乱戦を制し、連敗を4で止めた。ヤクルトが1点を追う9回二死無走者から、ウラディミール・バレンティン外野手(29)に起死回生の7号同点ソロが飛び出した。その直後にマウンド上のスコット・マシソン(30)と激しい口論となり、マウンド付近で一触即発の状態となったのだ。原因はどこにあったのか。舞台裏を探ってみると…。

 土壇場で試合を振り出しに戻す豪快な一発。だが、バレンティンの様子がどうもおかしい。ベースを一周して同点のホームを踏むと、そのままマウンドのマシソンに向かって歩きだした。次の瞬間、両軍ベンチは空っぽに…。マウンド付近に集まった両軍ナインは、声を荒らげてののしり合うバレンティンとマシソンを引き離すのに必死となった。

 一体、何があったのか。試合後、マシソンは「野球なのでお互い熱くなることもある」としか語らなかったが、バレンティンは「自分は間違ったことはしていないつもり。白熱した試合でホームランが出て、うれしさを表現(自軍ベンチに向かって両手をパンと叩いた)したつもりだったが、向こうは気に入らなかったかもしれない。彼もあの場面でホームランを打たれて、イライラしているように思えた。そういうしぐさだった。お互い、エキサイトしてしまった」と振り返った。

 一番近くにいてバレンティンを止めに入った捕手の阿部は「打たれたあいつ(マシソン)が負け犬の遠ぼえみたいにほえた。あいつが悪いんだよ」と証言。どうやらバレンティンの“喜び方”が気に食わなかったマシソンが、バレをののしったのが、乱闘騒ぎのきっかけだったよう。実際、バレが一塁へ向かう途中にマシソンが何やら叫んでおり、直後にバレの顔色がサッと変わった。その後、ベースを一周する間も両者の激しい口論は続き、本塁生還後のもみ合いにつながった。

 では伏線はあったのか。これまで両軍に危険な投球があったわけでもなく、汚いやじなどでピリピリしたムードにもなっていなかった。阿部が「負け犬の遠ぼえ」と断じたように、巨人サイドからは「今日に関してはスコット(マシソン)に原因がある。最近は調子が悪くてイライラしていたし。今日も、昨日の結果(救援失敗で敗戦投手)を明らかに引きずっていた」との証言も出るなど、マシソンを擁護する声はほとんどなし。“自分の不調が伏線”という、何とも情けない理由で騒ぎを起こしたということだ。

 こうなると、今後のマシソンの起用法も難しくなってくる。マシソンは最近フォーム修正を行ったが効果はなく、周囲に「どこが悪いのかわからない」と漏らすなど、精神的に不安定な状態に陥っている。そんなこともありチーム内からは「マシソンはイライラしすぎ。クールダウンのためにも一度ファームに落としてリフレッシュさせた方がいいのでは」という声も上がった。

 味方からもあきれられては…。このカードが遺恨試合になることはなさそうだ。
※引用しました。