静岡県内区間約162キロが供用開始される新東名高速道路の開通式が14日、新東名新富士インターチェンジであり、前田武志国土交通相ら関係者約1000人が参加した。新東名は、海老名南ジャンクション(JCT、神奈川県)-豊田東JCT(愛知県)間の254キロで20年度に全面開通予定で、同日午後3時、御殿場JCT(静岡県御殿場市)-三ケ日JCT(浜松市)間が先行して開通する。
式典で前田国交相が「開通は日本の安心になる」とあいさつし、テープカットの後、静岡県警の白バイに先導された約130台の関係車両が真新しい道路の通り初めをした。
開通区間内では、3JCTで東名高速道路と接続し、新東名と東名に流れが分散して渋滞解消が見込まれる。また、東名より内陸を走るため津波の被害を受けにくい。先行開通区間のサービスエリア、パーキングエリアに計12カ所のヘリポートを設置し、防災拠点としても期待される。
構造物には最新の建築技術などが投入され、富士川にかかる新富士川橋(同県富士、富士宮市)は設計などに特色があるとして土木学会田中賞に選ばれるなど、複数の橋やトンネルが建築の世界で権威のある賞に輝いている。