良性発作性頭位めまい症と診断を受け、試合復帰の見通しが立っていないINAC神戸のMF沢穂希(33)。外傷が原因となったことも考えられるため、「当分、ヘディングができるのか、分からないです」と告白した。
良性発作性頭位めまい症は三半規管内のリンパの流れの乱れによるもので、最も多い原因は三半規管に接する耳石器からはがれた浮遊耳石が半規管に入り込むことで起きる。昭和大名誉教授(耳鼻咽喉科)の窪田哲昭氏によると「石が元に戻れば治る」が、普通は自然に戻ることになっているが長引くと1~2カ月かかることも。特にサッカー選手に多いという報告はないが「ヘディングなどの影響で、石がはがれやすくなる可能性はある」としている。
まだめまいに悩まされているという沢。五輪本大会への影響も心配されるが、同教授は「めまいが治るまでは、過激な運動は避けた方がいい。治ったとしてもしばらくは、(ヘディングをするのを)避けた方がいいだろう」とアドバイスしている。