全国高校サッカー選手権で初優勝した前橋育英の選手ら約100人が21日、前橋市中心街周辺の約1キロ区間で優勝パレードを行った。駆けつけた市民らは約3万人に上り、大きな声援で全国制覇を祝った。パレード終了後は、同市の山本龍市長から育英イレブンに市民栄誉賞が贈呈された。
山田耕介校長兼サッカー部監督を乗せたオープンカーを先頭に、同校ダンス部と吹奏楽部に先導された選手らは午後2時ごろ、弁天通り商店街の手前にある「比刀根橋」を出発。市民栄誉賞の贈呈式会場となった前橋テルサ(同市千代田町)までを練り歩いた。
中心街は優勝を祝おうと集まった市民らでごった返し、選手らは声援に応え、ファンにサインを求められる場面も多く見られた。
贈呈式にもファンや関係者ら約500人が参加。山本市長は「(選手権初出場から)挑んでは、はね返され、それでもくじけずここまで努力を続けてきた。信頼の輪で結ばれたサッカー部員がこうして栄誉を得られた」と快挙をたたえた。
式典終了後は、サッカーJ3のザスパクサツ群馬を運営する草津温泉フットボールクラブの新社長に2月1日付で就任する奈良知彦氏を交えたトークショーが行われた。
埼玉スタジアム(さいたま市)で行われた前回決勝で青森山田(青森)に0-5と大敗を喫し、「リベンジ埼スタ」を合言葉にチームを率いた山田校長は「まさにその通り決勝までいって、『こうなったらこっちのもんだ』と本当は思っていた」と明かした。
優勝パレードについては「人が全く来ない中で手を振るのは結構大変だなと思っていたが、いっぱい来ていただいて…」と感謝し、会場の笑いを誘った。
奈良氏は「山田先生の指導を他のチームも参考にして(県内の)高校のレベルアップを図れればいい」と「サッカー王国・群馬」の確立へ期待を寄せた。※引用しました!