<五輪スノーボード>勝負をかけた竹内 直後の転倒で銀に
【スノーボード女子パラレル大回転】決勝でまさかの転倒をする竹内智香=ロシア・ソチのロザフータル公園で2014年2月19日、木葉健二撮影
ソチ五輪第13日の19日、スノーボード女子パラレル大回転で、竹内智香(ともか、30)=広島ガス=が決勝トーナメント決勝でパトリツィア・クンマー(26)=スイス=に敗れ、銀メダルを獲得した。
【予選から決勝まで】竹内の滑りを写真で
1回目で0.30秒のリードを築いて臨んだ決勝2回目。終盤で竹内の板は滑りたい方向に向かず、流れて転倒した。ほぼ並んでいたクンマーを突き放そうと、金メダルを狙って勝負をかけた直後。「リスクを承知で攻めた結果。納得している」と、悔しさをのぞかせながらも、自分の果敢さを受け入れた。
競技前、コースの下見をして確信した。「今日は自分の日になる」。前夜の雪と、関係者の懸命の整備で硬く締まったバーンになっていた。パワーより技術の差が出やすい硬い雪は、得意とするところ。戦いを前に気持ちが一層高まった。
確実に滑りきって勝ち進むことを重視して、「最後の1本以外はかなり大事に滑った」。準決勝までは大差の勝利を続けた。特に中盤の緩斜面から急斜面に変わる場面でも滑りのリズムを変えず、対戦相手を一気に引き離すうまさが際立った。ギリギリの勝負に出た最後の1レースが惜しまれるが、竹内の技術は、レース前の確信通りに生きていた。
2年前から強化してきた体力も快進撃を支えた。大会や雪上練習のため海外に出る時以外は、ほとんど東京・国立スポーツ科学センターで生活。徹底した体力強化に取り組んできた。五輪は予選で2レース、そして決勝トーナメントは約1時間20分の間に4ラウンドの8レースを目まぐるしく滑る戦い。その全てをしっかり滑りきり、「酸欠になるかと思ったが楽だった」。取り組んできたことの正しさも証明できた。
今季はこれまでワールドカップ(W杯)で2位が3回。今度こそ頂点を、と願っていただけに「またW杯と同じ失敗をしてしまった」と嘆いた。だがスタドラー・コーチから励まされた。「五輪の2番目だから、もっと楽しんだら」。信頼するコーチに言われて、納得するように笑顔になった。
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