小腸バリウム検査の当日。

仕事が終わってから息子のところに行ってみると。



「胃カメラよりつらかったよ(。>0<。)」と
息子は言っていた。

小腸のバリウム検査では、
胃カメラのように発泡剤を飲まないかわりに、
鼻から入れた管から空気を送り込むらしい。

つまり、バリウムを注入したあとも
管はずっと入れたままだったとのこと。

空気を入れるたびにお腹が張って苦しく、
息子はまだ終わらないのかと
何度もたずねてしまったそうだ。



小腸の確認したいその部分に
空気がうまく入らないときには
空気を新たに入口から送りこんでみるか、
それでも空気が移動しな場合には
しばらく待ってみるかしかなく、
胃カメラの倍くらいの時間がかかったらしい。

自然に飲みこんだ空気とは違い
無理やり送り込むわけだから
お腹の張りによる痛みとは違う苦しさが
写真を撮る間しばらく続くわけで
息子はげんなりした顔で
「胃カメラの方がマシな気がしたよ」と言っていた。



それでも検査の結果が気になったのか、
検査の途中で息子は
「どんな感じですか?」と聞いたらしい。

すると先生が「今のところ何も異状はないよ」と
言っていたらしいが。

その場で肉眼で見ただけの感想なので
あとで写真を精査するまでは何とも・・・

と思ったが、息子には言わなかった。

胃カメラに続き小腸バリウムと
検査で苦しい思いをした息子が先生の言葉を聞いて
結果が良い可能性が高いかもしれないと
安心したような顔をしていたから。

悪い結果が出たわけでもないのに
わざわざ悪いかもしれない可能性に
言及する必要はない。

息子が不安になるだけで
何も良いことはないんだから。



検査後は、
注入したバリウムを出すための薬が出た。

【ラキソベロン内用薬0.75%】

造影剤(バリウム)検査後の排便促進に
用いられる。

まるで目薬のような容器に入っているせいか、
注意書きには「点眼しないでください」と書かれていた。

これを20滴飲んだらしい。






にほんブログ村 病気ブログ 潰瘍性大腸炎へ
【潰瘍性大腸炎ランキング】にほんブログ村


にほんブログ村 病気ブログへ
【病気ランキング】にほんブログ村