ずっと泥状の便だった息子だが、
足の壊疽性膿皮症が良くなってくるのと比例して
便が形になるようになってきた。

腹痛もなく、回数も一日一回。

まるで健康な普通の人のようで、
それを聞いて私はとても嬉しくなった。



病院に入院していると、
楽しみはやはり食事のようで
息子は毎回「肉かな?魚かな?」と言っていた。

まだ三分粥だった頃、
同室の方の食事がてんぷらうどんだったらしく
(見たわけではなくカーテン越しに匂いで判断した)
息子は「うどんが食いてーなー」とも言っていた。

味の薄い筑前煮のようなおかずが出たときには
中に入っていた小さな鶏肉(たぶん胸肉)の数を数え
「5個しか入ってない」と残念そうにしながらも
「肉は最後の楽しみに取っとこう」と
お皿のはじっこによけていた。

最後に味わいながら噛みしめながら
そのお肉を食べている息子を見て、
制限はあるかもれしないが
早く息子の食べたいものを
食べさてあげられるようになるといいと思った。

普段、あまり食に対するこだわりのない息子なだけに
今は消化の良い潰瘍食なので
いつもお腹をすかせていて
あれが食べたい、これが食べたいと言っているのを見て
不憫に思ってしまった。




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